新聞で小売業はアマゾンなど、ネット通販がリアル店舗を脅かす、『アマゾンエフェクト』が進む、奪われているのは顧客や売上だけではなく、バイト・パートもだ、とあった。
『エフェクト』を調べたら、効果とか効力と日本語では訳すらしいが、我々からすると権力とか暴力に思われる。
現実は資本主義であり自由主義なので、事業の成功者はさらに次の・次の・次へと拡大し、最終的には高い時給を提示し、一人勝ち状態になっていく。10年前は想像できなかった。
私は時代についていけないので、こういう動きに関係のない世界を探してはいるものの、最近いたる所で小商い本が出版される。
ネットを通じての小商いもあるし、ネットを全て否定はできないが、ニュースで身近に何でも取り扱っている店があって本当に助かったという声は、天災や災害があった時と、若者がいなく老人だけになった地域で商売抜きで人助けのためにやっていますという店の存在は、テレビ・ラジオ・新聞が取材することがあるが、すぐに忘れられる。
人は困った時だけありがたいと思う、打算の動物でもあるから仕方ないが、少し大事なことを思い出すのもありでしょう。
アマゾンに勝つために時給を1,500円にしないとだめなのか。
そんな時給でも成り立つ小売業をつくらないと生き残れないとすれば、経営者は高級車や高級住宅を中古車や中古住宅に変え、古着を着て、お前ら頑張って行くぞくらいじゃないと社員が付いてこない時代が中小零細会社のスタイルでしょう。
正に株式会社ツールボックスはそんな会社です。
ですから、誰も働きたいなどと思わないかもしれませんが、それでも一緒に頑張っているちょっと変な社員の集合体です。
実は我々が一番、働き方改革を実行しているし、初めから現状をぶち壊すことでしか生き残れないと思っている小さな会社です。