先日、佐藤正さんという人が私を訪ねてこられました。
この方、有機農法自然農法で米を作っている。
私と同じ、正(ただし)という名前です。
私は正しく生きてはこなかった。
佐藤さんは米づくりに対し、もの凄い執念を燃やしている、そして拘りを持っている人でした。
普通なら9~10俵/10aの収量が、3俵/10aという。誰も見向きもしない農法を敢えて選んで続けてこられた。
詳しくは彼のホームページを見てください。
農業も商業も、人それぞれに道がある。平川克美さんがこう書いています。
どんなビジネスも、日々積み重ねてきた努力や技術の集積の上にしか花開くことがない。そして、人間の社会はどこまでいってもそこに生きる人間がつくるし、人間が本当に必要としているものも、それが何であるかを知っている人間にしかつくれない。
良いこと書いているでしょう。所詮人間はグローバルには生きれない、ローカルな生き物であるとも言っている。
自分が良いと思う物、売りたい商品を、待っていたよこういうのという人につなげる、もの凄く単純なことなんだと思う。
したがって、そこに大きな利潤が生まれることはない。何より大切なのは、送り手と受け手の関係が長期に渡って継続してゆくことで、社会に必要とされているという実感することができる、これが重要なんだ。とも。
ですから、佐藤正さんは農業で、城丸正は商業で、今の流れちょっと違うでしょ!?本当はこういう事も大切だし、あってもいいでしょう。全員ではなく、せめて1%の人達に理解していただければ幸せです。
もう一つ、『いずれ、あそこで』なく、『いま、ここで』与えられた場で、精一杯汗を流す、ローカリズムを考える。