日報抄に『丹藤商店』のことが書いてあった。
丹籐利正さん79歳、奥さん信子さんが77歳、利正さんの姉さん福子さん84歳、3人で60年も続いている。
野菜や菓子、雑貨を売っているそうです。なんだか頭が下がる思いがする。阿賀町と言えば、どんどん人口が減っている町だと思う。
私は36年続けてきたが、この先不安がいっぱいです。丹藤さんからみたら、何、贅沢こいているんじゃないよと言われそうだ。
1日1日、目の前のことを大切に向き合って、当たり前のことをやるしかない。働く社員の生活が懸かっている。
よく夢を持とう、ビジョンを持とう、それも大事だが、もっと大事なことは、ありがとうと思われ、無くてはならない存在なのかどうかだと思う。
『丹藤商店』は、いや、丹藤さんは無くてはならない人なんだと思う。
私はどうだろう。
『人は皆死ぬ、ならば永遠に生きることはできない、永遠に残るものを創ることだ』
チャック・バラニュークの言葉。