城丸正ブログ

スマホのインフラ化

2018.06.07

よくインフラ・インフラと言うことが多いし、目立つ、遅かったかもしれないが意味をよく調べてみた。インフラスラクチャーの略だということも分かった。
日本人は就職活動を、就活等々、いたるところで短く言ったりする。おかしいのは結婚活動を婚活という。何でもかんでも短くすればいいという問題ではないだろう。
ところでインフラとは、産業基盤・生活基盤を形成する構造物の総称で、例えば道路・鉄道・ダム・学校・病院・公園などが含まれると解説があった。電気や水道・ガス、要は当たり前に存在し、特別なものではなく無意識に人間が使うものだったりする。そういう観点からすると、ケイタイ・スマホ・車などもインフラになる。その中で生活インフラ化したスマホも選ぶ楽しみ、使う喜び、その他の楽しみも格段に減退した。なぜなら、自分が使う機能は限定されつつあるし、SNSのどうでもいい情報もいちいちうざい。要はいくところまでいってしまって、もうこれ以上機能があっても使わない自分というものに気付いてきている。そして昔のように電車でスマホをいじる人が減り、本を読む人が増えたようにも思う。という記事。
改めてどんなに改新的な物や情報でも、あっという間、例えば10年くらいでインフラ化してしまう。便利で簡単というのは人間の一番大切な価値観を一時的にマヒさせるが、必ずこれじゃつまらないと思うのが人間でもある。
理屈ではなく、皆がそうしているではなく、その人の本能的な情動で考えて動くことが大切だと思い始めたのでは、世の中が高度になればなるほど、別にそれについていくことが必要ではないと考える人もいると思う。マッチを使って火をつける、ほうきを使ったゴミを掃くこと、金槌を使う、ノコギリを使う、針と糸を使う等々、全部しなくていい。便利な物があるから余った時間をどう使う、やっぱりスマホに戻るという生活か、いい加減にしたら。そして時間がないという、労働時間は8時間と限定するからそうなる。訴えられるかもしれないが、人間を規則で縛るからそうなる。人にはそれぞれのスピードがある。仕事はどんな仕事にも目的があり、目標がある、そして人にはそれぞれの能力があり、皆平等ではない。人によっては人の何倍も努力しなければその目的に達しないことがある、そんなこと当たり前だ。だから皆が今こうだからという判断はおかしい。自由というのは不自由があるからだし、規則は人に迷惑をかけなければ規則を破るのではなく、越える生き方があってもいいと思う。
インターネットで欲しい物を探す。そして安く買う、すぐに配達してもらう。この流れの中で最後の配達、よくデリバリーという、ここはどうしても人でなければならない。ここをよーく考えてみないとこれからの世の中、人でなければならない仕事はどんな仕事、どんどん少なくなっていく。便利で簡単安くて早いは人間にとって、得と損の表裏一体だということ、確実に人の仕事はなくなっていく覚悟もしなければならない。
可能性は誰もがイヤできらう仕事が一番大切になってくると思う。例えば接客販売とかさ。悔しかったら飛び込んで来いよ!!時代遅れか?いつの時代も頭を使うデスクワーク、9時に始まる5時に終わる、プライベートな時間も有意義にが理想、そんな職場どこにあるんだろう。あるんだろうね、私の知らないところに。
自分の仕事がインフラ化するほどつまらないことはないと思うけど。