「ダークパターン」についての社説を読んで考えてみた。モノや情報があふれ、必要なモノもサービスもほとんど揃っている。
だから以前よりも積極的に欲しいモノがあまりないという空気が流れている。だからこそ、我々の小売業をはじめとしてあらゆる業種が「もっと」買ってもらうにはどうするか。
あるいは「もっと」利用してもらうにはどうするか。そして、どうしても「広告」を強化するしかないということなんだろう。
少し前に、これからの「広告」は「脅迫」と「煽り」が大切だという記事があった。
最近CMを見ていてもなんとなく買わなければという気持ちにさせるような内容が多いし、使用した人のコメントを多く発信することも多い。個人的に「おかしいな」と思っていたら、今日の記事に「ダークパターンが使われると健全な事業者の商品、サービスが選ばれる機会が奪われ、国内被害額が最大年間3兆2千億円に及ぶ可能性がある。」という内容が書いてあった。
ネットで何でも買い物ができることが当たり前になり、競争が激化していく世の中で、なんとなくではあるが、顔の見えない商売の危うさみたいなことも感じる。
便利で簡単に安くモノが手に入る。流れを止めることはできない。
我々のような実店舗は商品を仕入れ、人を採用して、お客様から信用してもらってやっと買っていただく。そして、長く長くお付き合いをしていただくことで店を続けることができる。このことはどんなに便利な時代になっても変わらないことだと思う。
例えば、かかりつけの医者に「テレビのCMで体にいい健康食品や薬ってどうなの」と聞いたら、「何とも言えない」と言っていた。医者は自分の勧める薬を提供するのが当たり前だよな。
どっちを選ぶかは我々生活者だ。
「ダークパターン」初めて聞いた。新しい恐怖かもね。