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『家具屋ごっこ』やめた

2020.11.26

小売の王様と呼ばれた百貨店が生き残りをかけて大きく変わるという日経MJの一面、非常に参考になる。

まず、自らを『百貨店ごっこ』やめた。である。

百貨店経営の前提だった『消化仕入』と呼ばれる販売の方法、商品が売れて初めて仕入が発生する。しかも売場の販売は仕入先の人間だったり、販売や在庫リスクは取引先が負う。百貨店側はほとんどリスクを負わずに儲けだけが手に入る。俺からすると殿様であり王様商売、それが強味で長く長く業界の常識だった。

ところが、それが最大の弱味になってしまった。

そして丸投げとまでは言わないが、どんどん業績が落ちて、さあ、どうする?

そんな中、『パルコ』の存在感、テーマは『アバンギャルド』だそうだ。

調べたら前衛的(既成の観念や形式を壊し、先進的、実験的な創作を試みること)とある。

これは百貨店だけのことではなく、我々も『家具屋ごっこ』をやっている場合ではない。いや、もうほとんど町の家具屋は無くなった、もっと早く気付く必要があった。品質を落とさず、国外で安く作り、安く大量に売る全国チェーンの出現で、結果として、国内の家具製造もどんどん減って、そんな現実の中で生き残るためにと言ったところで、この考え方がそもそもおかしい。

なんでか、自己中心だからだ。大切なのは自分達の店は本当に必要とされているのか、あるいは必要とされるには具体的に何をしなければならないのか。行ってみたい店なのか、他とどんな違いがあり、その違いがすごく面白い、楽しい、また来てみたい、大好きな店だし、そこで働いている人が何とも言えなく魅力的だと思われているか。俺達ができることは新潟と長岡という2つの場所で、普通もしくはちょっと変わった人間が集まって、『ごっこ』ではなく、逆走したり、今を否定したり、『コト』でなく『モノ』であり『ヒト』であり、『場所』だったり『時間』だろうと、どうせやるなら安全な道より危険な道を進んでいかないと気が付かないうちに『なんとかごっこ』になってしまうぞと改めて考えさせられた記事だった。

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