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大切な2つの出会い

2020.06.13

商売を始めて10年近く、眠る時間も惜しんで働いた。

もちろん年中無休。

だが、思うようにいかない。誰でも経験することだと思う。

そして、今までやり続けてこれたのは、一つは人との出会い。もう一つは本との出会い。

人との出会いは、お互いが名もなく貧しいとき、お互いがどん底にいるとき、お互いが一人ぼっちでいるとき、という3つの条件があると言われて、全くその通りだと思った。本当の出会いはこの3つの条件だと確信している。

そこには人脈という損得は全くない。いや、出会わなかったら今がない。とすれば、私にとって得だったかもしれない。

つい最近、本屋で三浦崇宏という人が書いた、『人脈なんてクソだ』という本に出合って、30代なのにすごいと感じ、俺と一緒と思ったりした。

要するに、本との出会いはだいたい一冊、高くても2,000円くらいで様々な人の考え方に出会える。互いに酒を飲まなくても、飯も食わなくても、頭と心にどんどん入っていく。さらに私より7歳上の藤原正彦さんという理学博士が書いた本、『インターネットで教養は育たない、本屋を守れ』は、まさに『今でしょう』と言いたくなる。

他にも、おもしろいと思った本がある。『起業バカ』という本、成功するのは1,500人に1人。その1人になれるとあなたは本当に考えていますか?起業ブームに踊らされて、『あなたもできる』などという起業のススメは必ず『天国と地獄』を経験すると。

鳥屋野店をオープンして5年目くらいにこの本に出合って、背筋が寒くなるのと同時に、改めて覚悟がもう2段階くらい高くなった。

私にとって、20年、いや、30年前の本も捨てられず、もう一度読み返してみると、あの頃理解できなかったことが、今なら少しは理解できるようになる。

『涙と共に胸にしまい込む読書』

自粛という生活は、決して悪くはない。

本との出会いがこれからの希望につながる。

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