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概念にとらわれない

2020.03.05

S.H.Sの長岡店は廃業した割烹旅館を競売で所有した場所です。

鳥屋野店の倉庫街とは違います。

ある意味、『地域活性型』かもしれません。

もちろん活性化したいために店を作ったわけではないが、結果として、そういう存在にならないと継続できない場所でもあります。

かつての賑わいを失った地域や、全く商売には不向きな場所であっても、その場所の魅力を取り戻したり、新しい挑戦をすることで価値をつくることもできる。ただし、ものすごい時間とお金、そして人の情熱が必要です。

大切なのはこれまでの概念にとらわれず、これからはこんな『かたち』で継続するということを目に見える形で表現していく。

はっきり言って、今までと同じ宿泊の考えや表現では成り立たない。その場所から新しい環境の作り方、食べること・くつろぐこと・眠ること、人にとって大切な『こと』と同時に、具体的には高畑のダイニングであり、高畑のリビングルーム、そして高畑から発する今までとこれからという、そこにしかない複合宿泊スタイルというものを作って行かなかったら、本当の地方創生なんてできるはずがない。これは商業でも同じ。そこにしかない表現にどれだけの人を集められるか、長岡の人口が20万人だったら、その1%という2,000人、年間2,000人のお客様だけでは成り立たない。だから半径100マイルくらいから来てもらうために、もっと必要なことは何だろうかと常に考え、表現していかなかったら、今よく言われる持続可能とかいっている商売は成り立たないと思う。

もう一つ、社会問題になっている古家・空家問題も新しく開発して住宅地を作り、商業施設を作れば必ず古家・空家は生まれるし、核家族化もその原因の一つでもある。

私は忘れられた場所、誰も見向きもしない場所に光を当てて、何かをすることが自分に合っているし、結果として古家・空家の利用方法のヒントになるのであればそれに越したことはないと思っている。

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