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ユニコーンとゼブラ

2020.02.29

ユニコーンという言い方を色々な場面で聞くようになった。

バンドの名前かと思ったら、馬に似た一本の角を持つ一角獣だった。

じゃあ、ユニコーン企業ってなに?

馬に似たバケモンかと思ったら、やっぱ、バケモンだった。

条件として、設立10年以内・非上場・評価額が1,100億円以上、しかもテクノロジー企業という、4つの条件を満たしていることだそうだ。

若くして起業を目指す人は憧れるわけだよなぁ。

身体を使って仕事する、接客を通じてファンになってもらう、農業・工業・商業より、アメリカの『GAFA』のように早く上場してビジネスで成功しようという仕事に目を向けていくことは止めることはできない。

しかも、スピード感を持って事業を展開しなければ、古い制度や固定観念を壊せないし、革新的な社会をつくるには必要。

その結果、急成長し、独占的な地位を築くことができた。

我々はユニコーンではない、コーンポタージュだから飲み込まれていくことは百も承知しているが、なんとか生き残る努力をすることに面白さと苦しさと切なさを感じながら続けている。

そんな時、共感する新聞の記事があった。

内容は、世界はここ数年、ユニコーンに目を奪われてきた。

このユニコーン企業へのアンチテーゼとして、ゼブラ企業がムーブメントを起こし始めているという記事。

また動物かと思ったが、ゼブラムーブメントはより広い視野で起業の在り方を考えるべきだと。そして今、シリコンバレー勢はテクノロジーで素早く稼ごうとするが、少数の会社が制覇できるほど世界は単純ではない。

ゼブラは持続可能な繁栄や他社との共存を重視する。利益の追求と社会の改善、対極にある2つを両立する志が白と黒の模様を纏うシマウマの姿を表わすと書いてあった。

『直すことも商売』と書いて、よかったと思ったと同時に、シマウマみたいにカッコよくはないなとも実感した。

そして、会社も動物も永遠に生きれない。今はコロナウイルスとの戦いだが、どうすることもできない。

ユニコーンもゼブラもウイルスの前では無力に近い。

私の仕事はユニコーンでもない、ゼブラでもない、アナログです。

先はわからない。

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