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働き方より生き方

2020.01.21

働き方改革という言い方が盛んに発せられるきっかけは、何年か前、東大卒の女性社員が超一流と言われる大手広告代理店で、長時間勤務・長時間残業で自殺したという不幸な出来事があってからだと思う。

それ以前にも似たような出来事は、結構あったと思う。

高度経済成長期だった頃は、『個人のことより、組織に対し忠実に働くことで、組織が個人を守る』、その結果、終身雇用とか年功序列という仕組みが出来上がっていた。

だが、バブルが崩壊してから経済成長しない時代になると、この経済を発展させるには技術革新が必要だ、会社という組織から個人だ、というような流れが強くなった。

そして個人は、フリーランスや本業の他に、副業も可能だという働き方も、昔では考えられなかったことが、今じゃOKになっていく。

働き方は自分のため、地域のため、社会のためと、自由に選択できる。この選択肢の中で雇われない働き方には守ってくれる組織はない。決めるのは個人だ。

会社という組織で、仲間と一緒に生きていくか、雇われない働き方で究極の孤独を楽しむ自由を想像するか、それはその人の価値観の問題でもある。

これだけは言えるのは、いなかの私みたいな中小零細の経営者が、大手の日本をまたにかけて出店している競合に負けて首をつって自殺しても全国ニュースにはならない。当たり前です。

それと、今注目されているスポーツはラグビー。あれって個も大事だけど、ワンチームとかいって組織で動くスポーツ。それを見て感動するということは、仕事も働き方も、決して一人ではないということを本能的にわかっているんじゃないの。でも勝つためには、個人がとことん誰よりも強くならないとチームも強くならないということも、皆わかっている。

働き方や生き方に正解はないということだし、そして、今、目の前で起こっていることを受け入れながら、おそらく、また社会は変化していく。その変化に対し、はっきりと自分はどう働くか、どう生きるか、最後にどう死ぬかしかないと思うけど。

要は、好きに生きろってこと。

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