社長ブログ

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いつまでもアメリカンドリームではない2017.11.20


戦後、日本はアメリカの背中を見て急速に経済成長してきた。私も1950年生まれ、1970年代が青春で目に見えて拡大し、成長してきた日本の社会でサラリーマンになり、32歳で自営業をスタートし、憧れていたアメリカの暮らしを手本に仕事を続けてきた。日本のスピード感は世界一、経済は世界三位、しかしあっという間に少子高齢化、そして今より小さな国にならざるを得ない。だって、世界地図を見ればこんな小さい国が世界で三位の経済大国になったこと事態、他のヨーロッパの国からしたら考えられない現象だったと思う。私もアメリカを意識したからこそ、仕事で米軍基地に行ったりして憧れていた。しかしアメリカのアメリカンドリームに象徴されるように、誰よりも一歩でも前へ、上へという運動エネルギーを持ち続ける国は、アメリカしかできない異例な国だということ。ほとんどの国は老化する。特に日本はたった50年の間に成長から縮小に転じた。そのいい例が人口減と子供の数の減少、なのに経済成長しようとする。だが成長が難しい中で、どうやって『暮らしの満足度』を高めるか、こっちの方がよっぽど大切になってきた。見習うべき国は日本の半分の人口でしかない、フランス・イタリア・ドイツの環境や都市計画や、”職業教育”・地域再生も含めて、ヨーロッパ型の国ではないだろうか。間違ってしまった一例は、地方に多くの私立大学を造って、高等教育が人を幸せにするという勘違い、本当はヨーロッパ型の職業教育だったと思う。

日本の地方には多くの中小企業や産業があり、近い将来自分はどんな仕事で地域のためになるのか、本来教育は学問だけではなく、職種や職業教育と学習を深く掘り下げるべきだと思う。そこにしか地方創生はないのではないか。”おら、東京さ行くだ”の高度成長を夢見る時代ではない。

ヨシイクゾーには悪いけどね。


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リノベのおもしろさ2017.11.19


昨日、西区五十嵐の平家L字中古住宅に用があり、久しぶりにお邪魔しました。この家は私共と星野建築事務所(ROOMZ)でリノベした物件でもあります。

と言っても、大工の土田君の感性と、その物件を購入し今住んでいただいている、だいぶ風変わりな若いご夫婦との合作と言ってもいい作品です。

間取りや設備、そして内装は全部我々が勝手に直し、最後の最後に少し、あるいはだいぶお客様の声を反映させていただく。ある意味『勝手にシンドバッド』じゃないですが、独断と偏見リノベです。S.H.Sのリノベは普通じゃないです。

そして今、このお客様は玄関に”LITTLE YORKE(リトルヨーク)”に絵を描いてもらいたいとの依頼で、彼女が描き始めています。この絵も”おまかせ”です。まだ無名な彼女ですが、一つ一つの依頼を大切に仕上げることで必ず認められる。現に、『貴方に頼みたい』と言われている。お客様は描き始めの瞬間から完成まで、ずーっと”アート”という有っても無くても生活に困らない表現を、あえて生活に取り入れていく、小さな子供さんがいるご夫婦の、自分達の暮らしがそこにはある。この住宅を未完成の状態で住み続け、直し続け、そしてこの仕事に関わる全ての人を特別な気持ちにさせる家です。

新築だけが全てではない、作り続けていく未完成を思い通りに変化させていく、アートな暮らしがあっても良いと思う。子供さんはそんな両親の生き方を身体の中へ蓄積していく。少数派かもしれないが、素敵な生き方の一つです。

私共が古い倉庫や古い旅館を直して仕事をし続けているからこそ、知らず知らず身体に染み付いた感覚が人の役に立ち、喜んでもらえることが幸せです。


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生と死2017.11.17


2年前の11月、息子へ腎臓移植の手術をしてもらった。私はドナーとしてその役目を果たすことによって、色々な事を考えるキッカケになった。

おかげさまで私も息子も、今も生きている。あっという間に年月が経った。二人とも死を意識した。”生きたい”という思いに、私は親としてできる限り手を差し伸べたいと思った。死を意識したからこそ、目いっぱい生きなきゃならないと思った。

もったいない生き方をしている人や、自殺願望の人に、『みんな人はいずれ死ぬ、死を意識して今を生きることだ』と言いたい。

そういう意味で、いい経験をさせてもらったと思っています。『よく働いた一日はよく眠れる。よく生きた一生はよく死ねる』という、諺があるそうです。

それと、私の腎臓が息子の身体の中で生きています。私は息子より年齢が30歳上ですから、順番なら先に私は死にます。でも、私は息子の中で生きています。誰かが言っていました。『自分が愛した人の中に生き続ける』まさにその通りです。自分が愛した人です、自分を愛してくれた人ではない、自分が愛した人の中に私達は生き続けるのだそうだ。だから家族を愛し、仕事を愛せば、永遠と自分はその中に生き続けるということ。

愛されるより、愛そう。どんな時代も愛は全て。年を取ると、こんな風になってしまう。いいじゃないの。


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ささやかなこと2017.11.14


極大な設備を必要としないデジタル関連の産業が増えているため、投資の資金が減っている。そもそも、デジタルとかITとか技術革新は、いかに人を使わずに結果を出すかという追求だから、従来の働く人のため、業績を上げるため、もっと雇用を増やすための真逆な考え方、ただ一点、いかにコストを使わずに売上げを上げるかだ。

人を”コスト”と見なすことは当たり前、そして丁度人手不足という絶好のタイミング。少ない人数でより多く儲ける、さらにAIだのロボットだのと、それは加速し始め、もはやSFの世界ではなくなった。碁や将棋の世界では人がAIに負け始めている。いずれ単純な作業、あるいはもっと高度な分野、例えば医療の分野にもロボットの方が正確に動くから当たり前のように使われ始めている。この流れはもう止まらない。誰も未来は予測できない。

だから、もう気にすることはない。不安な気持ちは昔も今もこれからも、なくなることはない。好きな人・信頼できる人・一緒に生きる人がいるだけで十分じゃないか。人間はもっともっとと欲望を止めることはできない。であれば、今までのように経済だけの成長ではなくて、もっと違う世界を見ることも大切かもしれない。ささやかなことか?


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馬と鹿=バカ=楽2017.11.13


いかなる賢者も権力を持てばおかしくなり、『三年でバカになる』という諺もある。

日本の政治のトップも、社会的な地位についている人、私にも言えることでもある。最近バカが多いと思う。そうか、こういう諺があったのかと思う。だから長くても5年くらいで変わるというのは大事なことなんだろうなぁと思う。

”このハゲーッ!!”もそうだった。ストレスが溜まるのはわかるが、権力を持つと人間は変わってしまう。最初からバカは、ある意味それ以上バカにならない。なぜならば、まわりからバカだと思われているから。

私も昔も今も、ある意味バカである。バカであり、ハゲである。これ以下もない、これ以上もない。だから1㎜くらい良くなっただけで、すごいと言われる。カッコつけない生き方が一番楽かもしれない。

なまじっか権力なんか持ってしまうと、虚勢を張ってしまって、見苦しく見えたりする。

足し算より引き算していくと楽だよ。


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無我夢中に挑戦して、最後に死のう2017.11.11


死ぬ気になって勉強しろっ!!死ぬ気になって仕事しろっ!!絶対死なないからと若い頃よく言われた。

昔、新潟は大学と言えば国立の新潟大学しかなく、頭の悪い私は東京の大学に行くしかなかった。どうしても入りたい大学は、死んだ気になって勉強しても合格できるかどうかわからない、でもやるしかなかった。

自分がどうしても『こうしたい』という願望は、他人が、親が、世間がどうのこうの言ったって、自分自身が決めて生きていくことだと思う。ところが、『しなければいけない』という強制を受けたような感覚で生き始めると、どんどん辛くなり、しんどくなっていく。そして追い詰められて絶望的な心になっていき、終いに死を選ぶ。

しかし、こんな経験は誰でもある。人はそれを乗り越えて生きていく。だが、何万人に1人かわからないが、『もうだめだ』と死を選ぶ。それは不幸だと思う。すると今、世の中がおかしい。もっと良くして、自殺者をなくそうという強い流れが生まれ、ワークライフバランスや働き方改革などと国が先頭に立って叫び始める。じゃあ、人の生命を守る仕事である、医師や看護師、警察官や消防士、あるいは自衛隊の人々は、長時間労働なので、時間が来ました、帰ります。後よろしく。なんてことになっていくのか?誰もがなれる仕事ではない、それこそ死ぬくらい勉強し、仕事上、身の危険を何度も経験する仕事だということ。これらの仕事はよく志願するというじゃないか。志願するって、自分から望んで願い出ること。そして命を救い、時には命を失うことも覚悟して携わる仕事だと思っている。

私は正しいとか、誤っているという話をしているのではないし、今時代はなんだかきれいごとと、”ウソ”が多くて信用できない気分になっている。ワークライフバランス・働き方改革・女性が活躍する社会 等々、なんだかそんなに経済は成長しないので、そんなに頑張らなくていいですし、仕事よりプライベートを充実させて生活したら幸せですし、女性も子育てしながら好きな仕事で生きがいを、というスローガン、本当に耳ざわりのいい話ばっかり。しかも、それに関するセミナーやワークショップや講演が大流行り。馬鹿じゃないだろうか。もうすぐすると、人がAIに勝つには、ロボットとの共生のしかたセミナーが始まったりするのか?こういう時代だからこそ、時間を超えて夢中になる、とことん打ち込む仕事に携わることが大切なんじゃないの。

また、本当に自殺願望が多いのに驚く。死んだ気になって生きる、必ず死ぬからさ。私は常に流れを疑うし、逆らった見方をしてしまう。悪しからず。そうしないと自分じゃなくなる。


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皆、どう生きる2017.11.9


ネット通販の影響で、10年後24万人のトラック運転手が不足するそうです。ネットで物を買う生活者が増えると予想している。

もう、つまらない店には足を運ばない。つまらない商店街に行ってもしょうがない。それがそのうちモールもつまらない。アメリカはデッドモールが問題になっている。

このネット会社は、Amazon・Yahoo!・Facebook・Twitter等々、ほとんどアメリカが発生地。そして世界を牛耳る状態。その多くは製造業ではなく、小売業ではなく、物流ではない、ITシステムで業績が大きくなったほんの一握りの企業だということ。それが様々な業種に影響を及ぼしている。

私が若い頃憧れた、目に見えるアメリカではなく、目に見えないネット王国アメリカ、そして世界を牛耳っている。

人間の、便利で簡単、早くて安く利用できる、もっともっとという欲望に気付かないうちに、もうおかしくなっている。これからどうやってバランスをとっていくのだろう。

学卒が多過ぎるから、トラック運転手にならないだろうね。勉強が好きでもないのに、高学歴が必要だと思って大学出ても、昔の中卒・高卒の仕事を選択しなければならない。だって、石を投げれば学卒に当たる。

昔のように、学卒が少なければ何とかなったかもしれないが(需要と供給のバランス)、学卒という供給が多い時代、大学出たところでAIが当たり前になるし、今は人手不足だけど確実に企業は減っていくから、最終的にはバランスがとれていくんだろうとは思う。

でも今、どう生きるかだからなぁ~。リアルよりバーチャルがなんとなくカッコイイのかよ!ゲーム世代が多いからしょうがないか。


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大が必ずしも強いとは限らない2017.11.7


百貨店市場の急速な縮小で、三越伊勢丹の早期退職者に退職金を増額するという記事が出ていた。割増額は5,000万円だそうだ。

通常の退職金と合わせて、7,000万円が支給されると繊研新聞に記されていた。新聞だから事実だと思う。48歳~50歳の社員だそうだ。何を感じますか?

そこまで高額な退職金を出してまで、早期退職者を集めるのか。そして、そんなに退職金を出してまでリストラしなければならないのか。一流中の一流の会社が、と思ったりする。株価が上がったとかニュースが流れているが、もう多店舗展開して売上げを上げ、消化仕入で小売業をやる時代ではないのだろうか。大きくなりすぎると、絶滅した恐竜のようになっていくのだろうか。我々小売業にとって、もう目標となる店や会社などないのか。所詮、資本主義はこういうものなのか。

あらためて小さくても継続していくには、自分たちで作るしかない。恐竜は絶滅して、人間が小さくても生き残った。この事実を参考にしなければ。


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ネットなんて、クソくらえ!2017.11.6


私も含め働く仲間達は、世の中の今の流れ、常識から見たらずれまくっているかもしれない。しかし、1人1人が個性を発揮して夢中に取り組めば、ネットに負けない仕事をつくることができると信じている。

しかし店の展示商品をネットで確認し、特に価格・キャンペーン・配達無料、いかに得するかで決めることが第一条件になっている。家具の場合、部屋までの設置、それと使い続けていった場合の色々な問題。ま、そんなことより売る側も買う側もネイバーフットだということ。

同じ地域の生活者で、地元で買物することが巡り巡って、ご主人が造っているもの、売っているもの、サービスすることにお金が回っていく。お金は循環する。そしてお互い様という繋がりができ、その結果、地域の経済が維持される。

ネットで買えば買うほど、地域のお金が地元からさよならする。最終的に地元は自滅していく。言葉では『絆』という言い方するが、実際の行動はこのネット社会の中で、大切なことがどんどん崩れていく。バランスとか調和が過去になっていく。

だからこそ、会社や店は小さいが異常なくらい遠回りして、効率を無視した場所しか私達の生きる世界がないと思っている。

人にどう言われようが、人の心を動かす、人がやらないこと、人がまねできないくらい打ち込む。熱狂したり、熱中したりするライブ感覚が大切になってきた。

我々はアナログ・ライブの店をとことん造っていく。それでもネットだと言うのなら、生身の人間は生きられない。死ぬまでバカでいい。


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読んだり書いたりすることの大切さ2017.11.5


仕事上、手書きのFAXを貰ったり、ハガキや手紙を貰ったりすると、すごく温かく感じることがある。

私はパソコンもワープロもできない、今書いているブログも手書きをパソコンに打ってもらっている。文字を書くということは、子供の時からやり続けて気付く、自分は他人に比べ字が汚い。だったら練習しよう。綺麗な字を書きたい、習字をすることもある。今、字が汚いから練習して綺麗に書こうとする人や、書道教室へ通うとか、増えているのだろうか?

私も子供の頃、書道をやったおかげで少しは綺麗に字を書くこともできる。父の影響も大きい。どんなに頭が良くても、字が汚ければ人として評価されないというのが、父の口癖だった。字はその人の人柄を表すとも言われた。

今日の日経で古川日出男さんという作家が、80歳の方のガン闘病記、病床で『もう死ぬかもしれない』と覚悟してそれらの文章は書かれていた。迫力が違った。内容以上に『字』が読ませた。

私達は何かを書き、何かを読む。しかし、読んでいるのは内容だけではない。読み書きは単に文章だけではなく、人の顔を読む。自分の表情を相手に感じ取ってもらう。面と向かって人と人が接する大切さ。でも便利なものがどんどん開発され、見も知らない人からのメールで信用してしまう。風邪以外でもマスクを使ってしまう、マスク依存症もあると聞く。人は読むこと、書くこと、話すことで考えることができる。便利な物への依存が本当の人の良さを失っていく危険性もあるかも。

我々は接客販売業だから見るのではなく、読まなきゃならない、書かなきゃならない。だから面白い仕事なんだということ、しかも人間にしかできないと信じている。便利よりも不便さ、近道より遠回り、効率だけを追求するのを少しやめてみるのもありかも。

アナログの良さ、大切。


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『仕事は味方』と『戦わない経営』を読んでから私は変わった。2017.11.3


2007年、今から10年前、浜口隆則さんの本『戦わない経営』『仕事は味方』2冊に出会って、初めて自分の今までの考え方を見直した。

そしたら今日、日経トップリーダーが特集をしていた。

働き方の改革という叫びには、私は違和感を覚えるが、仕事は味方なんだという、この浜口さんの言葉、10年前心がすっきりした覚えがある。

いい仕事って何だろう? 仕事=嫌なこと、って思い込んでた頃よく考えてた。いい仕事っていうことを突き詰めて考えていったら、人生を丸ごと考えるしかない。人生とは、与えられた時間のこと。だから時間と命は同じ意味。そうやって考えると命を大切にするということは、時間を大切にするってこと。だから時間はとても大切。そんな大切な大切な時間の中で、沢山の時間を過ごすのは、仕事の時間。だからその仕事がつまらなかったら、人生はかなりつまらない。だから命を大切にしようと思ったら、仕事を大切にしなきゃ。

働き方の改革ではなくて、時間=人生=仕事。全部一緒として考えたら、おもしろくするのは自分しかできない。他人にしてもらうことではない。全部、自分の人生なんだということ。


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『こんにちは、さようなら』をちゃんとしよう。2017.11.1


『よろしくお願いします』という挨拶はちゃんとできるのに、『お世話になりました』『こんにちは』という挨拶はちゃんとできるのに、『さようなら』を忘れてしまう。

人は始まりは大切と思い、意識する。でも、終わりがなおざりになることがよくある。早くここから逃げたい一心かもしれない。『始まりも、終わりも』両方大切だと思う。

恐らく、一つ一つにけじめがつけれないと、次も同じ結果になる。

これも私の経験から言える小さなことです。

実は昨日1人の男性社員が退社し、今日女性が1人入社しました。

10年・20年・30年、今年35年目を迎え、”人”の問題が一番難しい。以前は続けていけば必ず”人”の問題も含め、様々なことがうまい具合に行くだろうと思っていたが、私の能力ではなかなか思い通りにはいかない。

世の中はそんなに甘くないと思っている。

だから死ぬまでやり続ける。


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