社長ブログ

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商品の価値を伝えるのは難しい2017.5.31


商品を決めてもらう時、色々な事を言っても伝わらない。価値のある一言を伝える、それは必ずしも商品の特性ではない。お客様の雰囲気からつかむものであると、誰かが言っていた。それと、提供する側の”プラス”の面は、生活者のとって”プラス”であるとは限らない。商品は自分で自分の価値を発している。デザインやパッケージの良さでも、いい場所に置かれ、目立つことがある。これ、すごく大切。売れないからといって、作るのをやめたり、売り場から外す前にロケーションや環境を変え、製品から商いの品としての価値を見つけてもらう。加えられる情報によって、色々な価値と顔を持つようになるそうです。むずかしいね。

昔、2人掛のソファを”ラブソファ”と言って、お客様に伝えた。

2人掛とか、3人掛とかという説明ではなく、”ラブソファ”と言った。

これも1つの例です。『けんかしたら1人で座るソファです。だから、いつまでも仲良く生活してください。お客様なら当然ですよね。』

今だけだろうけど、4組に1組離婚する時代だから、やっぱ”ラブソファ”だよ。


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運命に逆らって生きることの大切さ2017.5.30


70代に近くなってくると、自分も含め、人は生まれた時から運命というものがあるような気がする。”運命”を辞書で調べてみると、人の力ではどうにもならない物事の巡り合わせや、人間の身の上、また、それをもたらす力。とある。

運命のいらずらもある。

運命に左右されることもある。

運命的な出会いもある。

なるようにしかならない。

だから、人は運命に逆らいたくなるし、その運命を変えようと努力したり、挑戦したりする。そして、失敗をする。成功する事より、失敗の方が多い。だから、後で笑える。成功した事は、静かに仕舞う。

失敗をたくさん経験するから、おもしろい人生になると思う。

そして、生きるバイタリティーも持つことになる。運命は、自分に丁度いい形が用意されているのかもしれない。

私は自分で決めて、自分でやってきたと思い込んでいましたが、全部運命だったんだと思うことにしています。

人の力ではどうにもできない巡り合わせの中で、生きていくのだと思います。


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人が動く人の心を動かす、すごさ2017.5.27


人と違うことは、勇気がいる。

人と同じ事をすれば、何も言われない。

人と違う事をすると、色々言われる。

でも、もともと人は同じではない。違うという事は、当たり前である。

皆が同じだと競争が始まる。そして、戦ってしまう。

違いは”価値”につながる。

『変わっている』という事は、『すごいね』に変わるということ。

特別な事をする必要はない。まず”自分らしさ”、誰でも出来る事を、誰もやらないくらいやると輝いてくる。

人が10回やったら、自分は100回やればいい。

人が1年やったら、自分は10年やればいい。

それだけで、1番になると思う。それが戦わない生き方だそうです。

昨日と今日、まさに30代のアクアデザインをやる若者と、造形をやる若者に会って感じた。普通ではない人間達、その存在感はものすごい。

2人とも人と戦ってはいない。とことんのめり込んでいる。”労働”という生き方ではない。

人が動くという”働き”方のように思ったし、生き方にみえた。

 

 


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商業モールの未来は明るいのか?2017.5.25


5月25日の新聞記事に、今のアメリカの小売業の現状から、近い将来の日本の姿をイメージできる内容があった。

それは、”今、日本のショッピングセンターの総数は約3,200。今年も全国で40以上の商業施設がオープンしていくそうです。

そんななか、アメリカでは有力店が相次いで閉まっていく一方で、インターネットによる比率は高まっている。今年に入り、破産法適用を申請した小売業は10社で、すでに昨年1年分に相当している。例えば『ルー21』は2006年には250店だった店を1,200まで増やして、経営破たん。インターネットが拡大し、商業モールの客数が減っても、店舗を拡大したせいだ”とのこと。日本でも百貨店の閉鎖など、オーバーストアが顕在化し、地殻変動は起きているが、ショッピングセンターはこの10年で600店を超える開業があった。日本もアメリカのような大閉店ラッシュがすぐそばに迫っているかもしれない。だからこそ、流れに逆らう考え方、生き方をすることも大切で、常に1%の生活者だけを意識することも、残るための手段ではないか。

その1%の人の欲求はどんなことだろう。売る物だけではないし、難しいことです。小さい店の強さは、経営者そのものの個性と、執念かもしれない。

大きくても、小さくても、続けていくのは非常に難しくなった。だから、小さくても生きれる可能性があるということかも。


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もっともっとのその先に何が見える2017.5.23


変わり続ける日本の都市景観に、本当にこれでいいのかと思う人も多い。大都市の相次ぐ商業施設、例えば”ギンザ・シックス”、次から次へこれでもか、これでもかとオープンしていく。好調な滑り出しと記事に書かれていた。その分、他の場所は下がっていく。しかも、一人勝ちはできない。すると、またそれを超える施設を造らなければお客様を取られてしまう。そういった競争を次から次とやる。商売って本当に何だろう。

景観保持に厳格なヨーロッパの都市に比べると、日本の街づくりに違和感を覚える外国人は多い。日本は伝統とどう付き合っていくのか、それを考えなければならない時だと記事は結んでいる。

高度成長期が終わった今、もっともっとという欲望が、色々な事を良い方向に導いてくれるのだろうか。なんかもう、『このくらいで丁度いいじゃないの』という物差しも豊かさにつながるかもしれないと思わないか。

地方は都会とは違うという気持ちを、今まで以上に強く持つ必要がある。戦略だの、戦術だの、マーケティングだの、もうどうでもいい。日本の商いの基本って、なんだっけ。三方良しか。

それでもいいだろう、まだあるはすだ。私は、地方の人達のつながりで商いが成り立つ社会で良いと思う。

ネットがどんなに拡大しようが、周りから店が無くなって気付くことにならないように。なんでこんなに淋しいの。なんでこんなに悲しいの。ってね。でもネットでなんでも手に入るから全く困らないもん。こんな社会が目の前にもう来ている。

あなたの仕事もなくなるよ、極端なジジィの話です。


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リノベーションは住む人のアート空間だ2017.5.19


新潟市西区五十嵐の平家の中古住宅のリノベーションが、もうすぐ終わりに近づいています。この物件は、ロッティングハウス、小針、そして鳥屋野のオープンハウスを見学された、”Y”氏が直す前から非常に気に入られ、星野設計事務所と一緒に取り組んだ物件です。リノベーションとリフォームは少し違うと思います。

今回は途中から大工の土田君がY氏の思い描くイメージを表現していく世界に、どんどん入っていってます。

出来上がっていく空間は、古い物を新しくするという単純なものではなくなっている。リノベーションは、業者の表現ではなく、住む人の感性をいかに”目に見える形”にするかという、その生活者の持っているアート感覚なんだということに気が付いた。もう今までのリフォームやリノベーションという、工事という事ではないと思う。少数派かもしれないが。

『これこれっ!これを待っていたんだよ!』という人がいると思う。

S.H.Sがプロデュースするリノベーションの考え方は、住む人の感性、あるいはアート感覚を具現化する事かもしれない。

そしたら今日の日経MJ、CCCの増田社長が『先端消費はアートだ』と言っている。『無駄こそ心動かす』とも言っている。

という事は、今まで”こうだから”という考えが、通用しないという事かもしれない。S.H.Sが独断と偏見でリノベーションすることだって”あり”だということ。

たった1人のアート人のために、仕事をする事も”あり”だということ。


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大人のふりした子供に甘さは必要ない2017.5.16


入社何年目だからという理由は、もう捨てよう。

給料を貰う以上、利益を出して一緒に働く仲間にも喜んでもらう責任がある。そして、義務もある。

それが自分の仕事ではないか。目標は誰の助けも借りず、自分の責任で期待に応えていくことが、その仕事に入った瞬間から求められていることに気付いていない人間が多くなっている。

教えてもらう、何してもらう、ほとんど他力本願で自己中心的な考えで、接客業はもちろん、他の仕事も短命で終わり、次から次へ”ジプシー”のような転職をくり返し、残念な人にならないようにね。

全部自分の責任だという事を強く思うべき。人手不足だからと言って、辞められると困る。そんな空気の中で、一時的には良いかもしれないが、いつまでもこんな時代が続くはずがない。砂糖水を与えても、人は『シューガー』な人間となり、二度と厳しい時代を乗り越える気力、体力は身に付かない。

私の考えは、今、通用しませんか。過去でしょうか。仕事はプロスポーツに似ている。人の何倍も努力する。でも報われない時もある。でも、報われるまで努力し続ける。人はその姿に心を動かす。だから、報われるために努力を続けるわけではない。人に喜んでもらうという報酬が全てだと思う。


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日本らしさ、新潟らしさって、何。2017.5.13


今日の新聞の記事から、太陽光発電が岐路に立っている。急拡大した太陽光、あっという間におかしくなった。『未来のために原子力に頼らないクリーンなエネルギー、しかも投資するにも非常に有利ですよ。』などと、良い事づくめだった。しかし、その裏には深い闇があった。

又、良かれと思ってやったマイナス金利は、地銀の統合を生み、中小零細企業は不安を抱いている。

消費税増税の2度の先送りは、決して景気がいいとは言えないと思う。しかも、市場では低価格の商品が拡大し、住宅でも『ローコスト住宅』という住宅が拡大し、安ければ支持されるという流れが強いように感じる。

私は安くて新しい物より、古くて良い物、自分が好きなもの、何十年も前とても高額で買えなかった車が、今軽の新車の値段で買えるとしたら買ってしまう。決して便利で機能的ではないが、それぞれのメーカー、ブランドの”らしさ”が残っている。今は売れるものを作るから、皆んな同じに見えてしまうのは、私だけでしょうか。

成長とか、拡大という名の下に、本来の”らしさ”という事よりも、いかに売上げを上げるかが最優先になっているように思う。

それと、どっかに大きな犠牲を払っているかもしれない。確かに成長という言葉には、夢や希望、そして豊かさを感じる。でもその一方で、もっともっとという欲望が、色々なものを壊してしまうこともある。もっと安い電気が必要ならば原子力、もっと売上げを伸ばすため24時間営業、眠らない町。結果、電気が必要。田舎は田舎で、都会のようなまねをすれば楽しく豊かな暮らしができる、脱・田舎。その割には、人口が急速に減っていく。

”らしさ”の追求が必要かもしれない。

物が売れない時代に安さを追求できるのは、その業種で1社しか成長できないと思う。だとしたら、”調和”だったり、”共感”だったり、”居心地”といった、人の五感に訴える仕事を追求することも大切ではないだろうか。これは非常に分かりにくい事なんです。

物があふれ、情報があふれ、価格破壊や財政危機の今、この先はなるようにしかならないかもしれないが。

””らしさ””をテーマに生きることも必要ではないか!


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憧れる人いますか2017.5.4


私は30年前、青森の三沢基地で、改めて”寺山修司”に憧れを持った。

代官山の蔦屋書店に行って、”増田宗昭”という社長に憧れを持った。

『北の国から』のドラマで”倉本聰”に憧れ、”黒板五郎”のように生きたいと思った。

そして、今に至る。

小売業という道を選んで、この3人の考え方や生き方は、私の基本でもある。仕事をするうえで、増田社長の考えはものすごく参考になる。また、足元にもおよばない私だが、新潟という地方都市で、小売業という商いを続けるにあたり、『物を売る』という時代ではないことは理解できる。

顧客満足という言葉も空気のように思う。他人の満足感をどんな方法で捉えるのだろう。結局、売上げにつながったら満足したと判断するというのだろうか。これもおかしい。ということは、顧客満足ではなく、自分たちが企画することによって、支持してくれる、あるいは信用してくれるお客様をどれだけつくれるのかが大切だ。

顧客の創造ということだと思う。


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ギンザって異常か?2017.5.2


4月20日にオープンした”ギンザ・シックス”、今話題の商業施設。

ネットで商品の購買が広がる中、わざわざ訪れる特別な場所を目指したと言われている。J.フロントリティリング。百貨店が不動産賃貸業を本格的にスタートした。おそらく、ネット通販会社は笑っているかもしれない。なんでかというと、複数の衣料品・雑貨のテナントの賃貸料が3.3㎡あたり18万円ぐらい。どんな小売業が商売として成り立つのだろう。

もう我々みたいな、メーカーから仕入れて売る小売業など、そんな場所で営業ができるはずがない。

この”ギンザ・シックス”、年間売上600億円、来館者数2000万人を見込むそうです。なんか異常な感じがする。

地方創生なんて言わないほうがいいと思う。

どうせ時代についていけない私ですので、悪しからず。


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なぜブラック企業とかホワイト企業と区別されるのか2017.5.1


一つの理由として、バブルが崩壊して経済成長が難しく、努力しても必ずしも報われない。でも、小さい会社も大きい会社も継続していかなければならない。たとえ一時的に大きな利益が出たとしても永くは続かない。世の中の全ての企業が黒字で、そこで働いている人も毎年昇給し、安心して暮らせる世の中を国が積極的に用意してくれれば、皆幸せかもしれない。収入の2倍の借金のある国が、そんなこと不可能である。しかも、世の中は不景気になると顧客満足やお客様第一主義などと、欧米型のビジネスの考えを取り込み、皆で努力しよう。なんてなるから、結果サービスの競争になり、これでもかこれでもかという無限大のおもてなし競争になり、それを少ない人数で挑戦しなければならない現実が、長時間の労働に結びついていく。好きで長時間働いているわけではない会社の方が9割以上だと思う。

もっともっと利益を上げるためではなく、社員の生活を守るために生き残るために働いている。あのバブルは誰がつくったのか、今の不景気は誰がつくったのか。”ブラック”などと一部を悪者にしても何も解決しない。政治家だけが『一億総活躍』や『女性が輝く』や『働き方の改革』とか言って、良い人ぶるな!ほとんどの中小零細はなりたくて”ブラック”になっているわけではない。

継続と社員を守るために、お客様第一主義という、もっともっとと求められる事に応えるため無限の挑戦をしているのが、結果、長時間労働、募集しても人が集まらない、そんな現実で生きることをマスコミは書く責任があると思う。もう限界にきている。

顧客満足とか、お客様第一主義とか、もういい加減にしろ!

日本には昔から『お互い様』という思想があるだろう。

『すみません』『ありがとう』『また、よろしくお願いします』で十分でしょう。


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