社長ブログ

社長ブログ

街をヴァリューアップする。これはとてつもなく時間がかかる。2016.9.27


何んにも魅力がない様に思う場所であっても、必ず1つくらい他にはないものがある。

それが建物だったり、自然であったり、歴史であったり、人であったり、何かあるはず。

それを見つけるのはやっぱり人。

私はイベントを何万回やっても街のバリューはアップしない。祭りでなく企画力であり、時代とともに変化していく企画とデザインだと思う。

物があふれ、情報があふれている時代だからこそ、人のもつ知的好奇心を満たすような、企画とデザインの融合を連続していかないと、街をバリューアップできない。

麻薬のようにイベントを打ち続けるその先には、その時しか人が来なくなり、最終的には誰も来なくなる。

本当に怖いもんである。


  • シェア

  • グーグル+

イベントの経済効果なんてどうでもいい2016.9.18


昨日9月17日の午後、長岡店に行く途中、長岡の中心商店街を通ってみると、車、人がほとんどいない。土曜日の午後なのに閑散としている。

店に着いてスタッフに聞いたところ、中心部にはほとんど行かない。ショッピングモールに行くという。

これは長岡だけでなくて、新潟市でも同じような事がどんどん進んでいる。

私は20年くらい前から、なんとなく町の商店街の活気のなさと、女性が車を運転してくる場合、駐車場が無いというのは来店しない致命的な理由になると感じていた。

ですから、現在の鳥屋野や高畑という場所は、自然の流れ、時代の流れ、自分の店の生き残りをかけた場所です。

そして店が生き残ることが、地方の生き残る一つの方法でもあると。

花火やおどりで燃えるのもいいですが、つくって、売って、買ってもらって、運んで、使ってもらって、食べてもらって、また買ってもらう。

こうしたプロセスに若い人が花火とおどりぐらい情熱を傾けないとおかしい時代になる。もうなっているか。

ジジイたち、もう一度熱狂して仕事し、働こう。年金なんてあてにしないで、いや、もうもらえないか。

若い人をあてにしない。彼等はイベントに熱狂する世代だから、苦しい事、せつない事より、楽しく生きたい人多い。

誰だってそうだけど、そうは、いかないのが現実。

「さらば資本主義」という本や、日経の9月18日、資本主義の機能不全の危機の記事を読むと、

地方の商店街がこんなにさびれていくのは当たり前。

地方の元気をイベントに頼りたがる、もうやめよう。

社会主義も資本主義も、人間の欲によってその限界があることを知るべき。

価値観を変え、仕事と人生を楽しもう。

花火やおどりだけではない地方創生は、やっぱヤンキーの虎しかいない。

 

 


  • シェア

  • グーグル+

あたりまえのことがくずれていく。2016.9.10


適正な価格で、いいものなら存在する。どんな時代でも。

歴史ある家具製造メーカーで、全国から若い人が働きたいといって集まってくる、飛騨高山の会社へうちの若い社員10人で、先日見学に行ってきました。

日本人が時間をかけて技術を学び、技術を受け継ぎ、会社と自分たちの生活、そして技術を守るための適正な価格で出荷し、私どもがそれを仕入れ、店の社員が自信をもって販売します。

ごくごく当たり前の商いの形です。

しかし、グローバル化、経済の拡大、価格競争、そして生活者を消費者と呼び、いつの間にか、こんなはずではなかったという時代になった。

商いの形は破壊され、平気で価格破壊から人間の生活をも破壊するような現実が目の前にあっても、さらに、もっと早く、もっと安く、もっと簡単に、という価値観とともに、大切な事がなくなっていくことに気付かなくなっている。

いくらメイドインジャパンを増やし、物づくり日本などと云っても、現実的には非常にむずかしい。人口が減る、老人が増える、総需要は下がる。そんな時代に供給を増やしても需要は増えない。物があふれ、情報があふれている中で、もっと売上を上げてといっても、もうないものが無い時代である。

物質的には、もう十分すぎるほど豊かであること、だから若い人は自動車もいらない、新聞も読まない、テレビも見ない、ブランドもいらない、ということは「グローバル」とか「拡大」とか「競争」とか「成長」という考え方そのものが厄介な時代になったように思う。

小売業の王様だった百貨店ですら、どんどん閉店していく時代である。我々小売業という形が、10年、20年、30年、あるいは100年継続するということは、大多数の人にではなく、1%の人が今の時代何かおかしいと思っているはず。その人に向けて何か新しい価値観を生み出さない以上、残れないような気がする。

日本人がつくるものは高いに決まっている。それを買ってでも生きていく生活者として、互いの絆をつくることができるか、それが大事。

競争から共生を目指す価値観だと思う。なにがグローバルだよ、なにが成長だよ、なにが拡大だよ、私にはできない。弱い者の遠吠えです。弱者が生き残るには流れに乗らない、本質って何だろうと常に考え表現していくことではないでしょうか。簡単に残れない時代になった。楽しくやろう。


  • シェア

  • グーグル+