社長ブログ

社長ブログ

誰に影響されるか2015.8.22


20代の頃、野坂昭如、寺山修司、唐十郎、この3人は私が大きな影響を受けた人たちです。特に野坂昭如の思想と行動はかっこいいと思ったことが何度もあり、自分の心の中にも不条理な事、権力に対し抵抗する暴力的な傾向があることを自覚する時期でした。一種の現実逃避、現実否定。今なら暴力オタク。一匹狼なんて言うとダサいと云われそうですが、正直その当時は憧れる生き方だったかも知れません。一線を超えなかったのは父がおまわりだたからです。そんな自分ですから大学を卒業しても職を転々とする生き方、直属の上司を見ると、なんだかかっこ悪い人間だなぁ、こんな人間になりたくない気持ちがすぐ強くなってやめてしまう。野坂や寺山、唐のような上司なんているわけないんですからね。30代になって、自分はサラリーマンに向いていないと思いこみ、リサイクルショップを自営し始める。
今、日経新聞に倉本聰の私の履歴書が掲載されています。いよいよ「北の国から」が始まると思います。主人公の五郎とリサイクルショップの私の姿が1980年代重なる訳です。野坂昭如から倉本聰へ心が動いていく時期でした。本当の辛さ、悲しみ、嬉しさ、挫折、そして希望。今の私が仕事を続けてこれたのは、スタートのリサイクルショップ、米軍基地、倉本聰の「北の国から」、これがあったからです。寺山修司は青森県の三沢市出身。三沢市には米軍の三沢基地。そこはもうアメリカでした。私、勝手に寺山修司、三沢基地、城丸正、海を渡れば北海道。そこは富良野・北の国からの五郎、倉本聰、全部つなげていました。ばかでしょう。


  • シェア

  • グーグル+

理想に向かって2015.8.20


家具を売らない家具屋、家具を売っているのではなく生活の仕方。田舎には田舎の生活。都会には都会の生活。その生活の中に物は十分すぎるくらいある。情報もあふれるくらいある。でもついつい行ってみたくなる店、あるいは場所、そして時間の過ぎることを忘れてしまう、そんな店。ネットがもっともっと普及すればするほど、人の五感に訴える革新的な店の存在が必要になるのではないだろうか。店舗数で競う、それもいいでしょう。売上高で競う、それもいいでしょう。私はできません。もしできるとすれば、今までに無かった店の創造。それに挑戦します。お客様の心をつかんでしまう。本当に難しいですがこれしか私には可能性を感じる事ができない。ローカルの強みは何度も云うように、自然を味方につける。しかし簡単には味方になってくれません。特に自然に対して人間の力なんて微力です。だからこそ、自然を味方にするというのはかなり難しい挑戦なんです。時間がかかる。手間もかかる。忍耐力もいる。4人に3人は自分の能力を過大評価している人間がいる現実の社会の中で、忍耐とか汗を流し涙を流し努力するなんて事は遠い昔の話、なんてならないよう気を付けたいもんです。忍耐という言葉を聞いただけで心がおかしくなる若者がいるらしいけど、私の方が心がおかしくなちゃいそう。


  • シェア

  • グーグル+

ありのままの~♪の勘違い2015.8.14


人の何倍も努力したり、死ぬほど頑張った、だけどなかなか思うような結果に結びつかない。もう駄目だと思った人にしか、ありのままの自分で生きてみたらということが大きな支えになる。そうじゃない人がなにも努力せず、ただ今のままで思い通りに生きていきたい。ありのままの自分でいいんだと考えたら人間としての成長はしない。当然でしょう。辛いこと、苦しいこと、切ない事、嫌な事、数えればきりがないくらい大変な事は起こってくる。そこから逃げることはできない。世の中には自分にとって都合の良い事と都合の悪い事がある。誰でも自分にとって都合の良い気持ちの良い事に耳を傾けてしまいがちである。私もそうです。しかし、避けては通る事のできないのが人生かもしれません。子供から大人まで、ありのままのという歌を歌って大ヒットしてしまった。90%以上の人の心をつかんだ心理マーケットの勝ち、危ない。私みたいなとらえ方する人間もいていいじゃないですか。大ヒットとか、大ブレイクとか、ある種危険な香りがする。10人十色から10人一色、ひとつの方向に向かってまっしぐらなんてならない様に。もう無理か。FacebookやSNSが普及してしまって群れをつくりたがってる時代だからね。スマホ見ながら運転、スマホ見ながら食事、スマホ見ながら会話、おかしい自分だと気が付かない人が大多数。いい加減気がつけよ。人間じゃなくなる日が目の前に来ているよ。ありのままの~ありのままの~、あほか。最近聞かなくなったこの曲、もう過去か。


  • シェア

  • グーグル+

縮小均衡2015.8.9


一点集中、全面展開、縮小均衡経営。この考え方は「ある日突然40億円の借金を背負う。それでも人生はなんとかなる。」という本の著者 湯澤剛さんの本の中にある言葉です。早稲田大学法学部を卒業し、大手のキリンビールにいた方ですから頭は良いしエリートです。ただ、父親の会社を引き継いだ時から、どん底のさらにどん底を経験し這い上がってきた経営実話だから、変なビジネス書より説得力がありました。
私は5年前三条店を閉店するまで、拡大均衡を目指し、売り上げ、利益の拡大を最優先に考えて商売をやっていました。しかし、長岡を今の高畑へ移転し、自然の中の自分の店をスタートした時、路面店であった三条店が心に響かなくなったと同時に、従業員数も50人を超え、自分の能力の限界を感じ閉店を決意しました。当然、取引メーカー、地域のお客様、スタッフ、不安と不信、イメージダウンを覚悟しての事です。売上も下がりましたし借金も増えました。自分で決めて自分でやった事です。責任は大きいです。そして改めて自分は何をしたいのかをとことん考え、拡大ではなくて新潟と長岡の町を愛し、本当に必要とされる店とはどんな店、そして働くスタッフが幸せに感じる店とはどんな店、そして三条店を閉めて、新潟と長岡の2店を30人のスタッフで、50人のスタッフで運営していた時よりも質の高い仕事をしてよい店をつくる。それが働く社員の幸せにつながると信じて今日に到っています。ですから、二点集中、縮小均衡経営を、今、目指している。日本全国にチェーン展開する大手の店にはできない、うちの社員にしかできない事でお客様の支持を得たい。そこにしかない価値というか、他には無い何かを追求し続けていきたい。


  • シェア

  • グーグル+

もっと点を大事にしよう2015.8.7


よく点から線、線から面にという地方再生とか商店街の再生が云われるが、もっと個である点をしっかりと創らないと線にはつながらないと思う。お付き合いのあるカーブドッチさんや江口だんごさんは個という点がものすごい存在感をつくりだしている。誰かと誰かが一緒に何かを取り組めば、きっとこんなイメージになり人が集まってくれるなどと簡単なことではない。なぜその場所なのか、そこで何をしたいのか、それは他がまねできない事なのか、たった1人でも何十年かかろうがそこが自分の生きる場所なのかとか、もっと個になって点になって孤独になって覚悟する必要があるかも知れない。
人口が減っていく地方で、補助金だしたくらいで物事がうまく行くんだったら誰も苦労しない。ある経営者と話をするといつも出てくる話題が、一切補助金をなくす、正々堂々とやる、それで失敗したらしょうがないという、当たり前のことをやらないとおかしい。それと世の中に存在する営業は本来よーいドンである。皆スタートは身の丈ですべき。業種に優先順位をつけることほど不条理や不平等なことはない。でも、現実の社会は不条理と不平等な事だらけです。
ホームリビングという業界誌で、日本の全体企業数は386万社、従業員数4,614万人、内、中小企業の占める割合は385万社、全体構造比99.7%、従業員数3,217万人、大企業は1万社0.3% こんな数字を見るといかに中小企業が日本を支えているか。そして新潟のような地方都市は中小ばっかということ。私たちの店も点の中の点、小さな点でしかない。でもね、あえて専門学校や地方の大学を卒業して社会に出る若い人に、売手市場などという小さな点でしかないシュガーな意識をもたせるのではなく、中小企業の中で一軍でプレーする花形選手になるという考えと行動を促すのが学校の大きな役割ではないだろうか。中小零細企業はブラックでもなくホワイトでもなくブルーだっつうの。ブルーオーシャンなんですよ。補助金とプレミアム商品券となんとかバスのお金を、保育園や幼稚園や子供のためにお金を使う新潟市だったら他県から移り住む人、多くなるかも。お金でお金を生みだそうという20世紀型の発想、そろそろ変えたらどう。


  • シェア

  • グーグル+