社長ブログ

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戦い2014.12.13


ヤフー、アマゾン、楽天という存在が拡大して人間の買い物に対する満足感がものすごいスピードで変化してきている。物をつくること以上に物を売るという業種が10年前と比較すると10倍くらい厳しくなった気がします。小売業はもしかすると最悪のポジションにいる産業かもしれない。製造メーカーが今までの小売業を飛び越えてお客様に直接商品を売るようになり、仕入れ先がネット上でセールをしたりお客様も欲しい物がどこでどれだけ安く売っているかすぐ検索でき、店で詳しく説明を聞いてネットで購入。これが当たり前になり店はシールミング化し、店を持つこと自体がリスクになっていく。何が雇用の促進なんだろう。我々の小さな力ではどうにもならないくらい大きな変化が目の前に存在している。もう目に見える競争相手などたいして問題ではなく、目に見えない相手と戦っているような気がする。人間がリアルなものからバーチャルな世界、ノーマンセールスを当たり前になればなるほど、私はリアリティや人間くささや超アナログの世界で生きるしか方法がないし、ネットを否定はしないがそれを超える店づくりしかない。ただ、それも通用しないというなら、なんと味気ない世の中なんだろう。損得だけで生きるのはあまりにも悲しい。便利で簡単、安くて早い、いつでもどこでもに勝てるかなーぁ。小売業は最悪のポジションだということを覚悟して戦う。


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町が、語りかけている。2014.12.6


町をおこすと、よく言われている。代表的なことが商店街の再生。しかし、ものすごく長い時間を経てさびれてしまった。
実は、町が語りかけていたのに我々は気付かなかった。新しくつくられた素敵で何でも揃って刺激的な、便利でお洒落な新しい町にひきつけられていった。それが、2つ、3つ、4つとできてショッピングモールと呼ばれる大きな町、夜になると誰もいなくなる新しい町が地方にたくさん出来てしまった。そこに出店すれば沢山のお客様が集まるから商売として成り立つ可能性は高い。商いをする側も、そんなモールに夢を抱いて出店していく。誰が好きで寂れた商店街に出店するだろう。ただ、あえて寂れた商店街に店を出す人も少しずつ増えてきた。多数派ではなくて少数派の人達だ。忘れてはならないのは、町の活性化の為に店を開くのではなく、自分の店を魅力的な店として作り続けていくこと。しかも、何十年かけてもやり続けていく。その先に聞こえてくる町が語りかけていることの本当の意味が多少わかってくるかもしれない。
鳥屋野の倉庫を店として開業して15年目が終わろうとしています。長岡の廃業した旅館を再生して7年目が終わろうとしています。来年は創業して33年目を迎えます。何年やっても次から次へ壁が生じます。毎年毎年厳しさが増すことも実感しています。素直な気持ちで町が何を語りかけているのかを聞く努力をしていきたいと思っています。


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