社長ブログ

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田舎の流儀 その22012.8.24


古い建物を直していく過程で、構造やその他いろいろなコトに気づくことがあります。60年以上前に建てられた長岡店の旧館は特にひどい状態でした。1年以上かけて直しています。直し方の基本はこの建物に使われていた古材をリメイクして再利用する。それと古材や廃材として“捨てられていた”材を使う。そして、新しくピカピカではなく、何十年も存在していたという存在感を大事にする、という“コト”なんです。モノとコトにはスピードが求められるときと、時間をかけてじっくりとやる事が必要なときがあると思っています。以前ここが割烹旅館だった頃、何万人の人がどんな思いで料理を味わい、温泉につかり、周りの環境にひたりすごしたのかなーぁと、次から次へと様々なイメージがわいてきます。それを受け継いでもっと素敵な時間が提供できれば幸せだなーぁと思うわけです。この町にはこんな店があって、こんな人が働くというか生きていて、訪れる人々に共感して頂けたら最高です。それがいなかの流儀。いなか者にしかできない大切な事かも知れません。じゃ また。


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ある新聞の記事2012.8.18


北欧の漁師に伝わる話。捕れたイワシをいけすにいれて漁港に帰ると大半が途中で死んでいた。ただ、たった1人、いつも生きたままイワシを持ち帰る漁師がいた。その漁師が死んだ時、他の漁師はその秘密を探ろうと皆でその死んだ漁師の船に向かった。答えはナマズだった。いけすにナマズを一匹入れただけでイワシが緊張し、興奮し、港までぴんぴんしていた。淡水魚なのに海水に放り込まれたナマズの生命力も大したものだ、という内容です。私なりに会社や世の中を見つめてみると、今の時代だから異質な人材が無視され、消えていくのか。今の時代だからこそ異質で奇抜な発想が必要なのか。活性化に不可欠なのはどっちだろうって考えてしまう。

アメリカのポートランドという都市の再生が最近よく取り上げられています。サスティナビリティー 維続可能とウィアード 変わり者ということがキーワード。そして、S.H.Sのスローガン“ネイバーフッド 近隣、共感する仲間、その地域ならでは”という発信もポートランドにちなんで呼んでいます。イワシの群れの中にいる一匹のナマズのような存在。群れることは一見安心と安定のような錯覚をしてしまいますが、ウィアード(変わり者)が必要なんです。わかってもらえます?消費税が8%になろうが10%になろうが、50%になろうがどうでもいい、くらいの覚悟も必要かもね。我々が選んだ政治家が決めたんだから“どうにもとまらない”山本リンダ状態。古いね、じゃ、また。


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子供の部屋について2012.8.15


スタッフからのお声。こどもの“へや”ってなんでしょう。こどものへや=勉強部屋は間違っているんじゃないですか?という声。こどものへやは想像力を育てる場所であり、自分をつくる場所であり、ひとりになって考える場所。だからこどもが自然と自分のへやへ戻っていく場所。そしてそこが一番楽しいへやであってほしい。日本の若いお父さん、お母さんは小学校に入学する時に学習机を買い与える。子供が少ないことも原因で、親の近くで暮らす。大きくなっても離れない親と子。ひとりにすると心配、色々な理由から子供べやの重要な事がクローズアップされないのが現実ではないでしょうか。こどものへやは子供自身が小さい時から散らかしたり、整理したり、自分で集めたりしたものを飾ったりして、その子らしい部屋つくりだすことが大切かも知れない。それと家庭内のルールをつくる。親と子供の大切な、しかも小さなルールを決めたりする。このルール、実は大人になると活きてきます。私は子供を1人の人間として接することを心掛けています。店もそうです。それは駄目、それはすごい、かっこいい、どこで手に入れたの?いつ手に入れたの?大事にしているね、すごい。お父さん、お母さん、かっこいいね。“うん”って答えが返ってくる。最高の笑顔。子供のへや、すこし考えてみませんか。

 


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地球にやさしいってなんだろう?2012.8.14


安く売るには、安い人件費で、安い材料で、大量につくる。そして大量の店舗をつくって拡大していく。北欧のある国は自国の自然は守る。だから大量の木材は自分の国では調達できない。しかも値段が高い。したがってアジアの山の木を大量に切り倒す。人件費も安いし材料も安い。いったん大雨が降ると大洪水。事業は年々絶好調、なんてね?北欧のインテリアショップ、なんていったっけ。世の中グローバルだからこれも良し。北欧の国はほとんど軍隊を持っている。自分の国は自分で守る。緑豊かで地下資源が豊富。だからお金に困らない。したがって世界一の福祉国家。それに比べて日本はどうだろうか。資源が乏しいから原発を開発して世界に売り込もうとしたが事故が起こってしまってその計画もどうなるかわからない。お金が無いから消費税が上がっていく。先の事はわからない。少し北欧スタイルから離れてみるのもいいかもね。それから北欧の家具。ほとんど「ツキイタ」。「ソリッド」が少ない。木を薄くスライスしてはってつくる家具が多い。当然です。森を守って緑豊かな暮らしをするために日本とは文化が違う、価値観が違う。そういえば日本も「ツキイタ」の家具多かったです。ごめん。


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今あるものに目を向けて、手を入れて。2012.8.10


長岡市和島中沢にオープンした和島トゥー・ル・モンドは、廃校になった島田小学校をレストラン・ギャラリー・福祉と100年の時を越えてよみがえらせた施設です。このことだけでも拍手です。長岡市中心部から40分~1時間くらいかかる場所にもかかわらず、連日予約待ちの大盛況!!こんな場所に人は来るのだろうか?という場所ですが、行ってみるとわかります。21世紀は、こんな場所がこんな風に変わると人はわざわざそこまで足を運ぶ時代。本当によかったです。嬉しいです。何故嬉しいか。それは、S.H.Sがレストランのテーブルや椅子、古いベンチ等々お手伝いさせていただいたのももちろんですが、私たちの店も、古い倉庫や、廃業した旅館を直し、暮らしの提案をしている身としてものすごく共感できるコトだからです。“田舎”の流儀とはこんなことも大切ではないでしょうか。そこにしかないモノ。そこにしかないコト。そこに似合うヒト。マニュアルを否定し、誰も挑戦しなかったことに挑戦する。今あるものに目を向けて、手を入れる。それは簡単な事ではないんです。不安や失敗というリスクを越えたところに実は何かがあるんです。ものすごいエネルギーや熱が必要。その主役はもう、若者達にバトンが渡されている。


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モノからコト、コトからヒト2012.8.1


以前、本物・一生物、そして自分は曲者というブログを書いたことがあります。人にとってモノの価値は、安かろうが高かろうが、本モノであろうが一生モノであろうがどうでもよいコト。愛着をもって長く使ってみたくなるのは、その人の感じ方。惚れたというコト大切。そしてすぐ飽きるというコトも大切。モノもコトも実はどうでも良いコトかもね。最後はやっぱりヒトになっちゃうんだと思うけど、どうでしょう。あの人がつくったモノ、あの人がつくったコト、あの人が考えているコト、そして、あの人は次、なにをするんだろうってね。モノからコト、コトからヒト。曲者を目指そう、若者たちよ!!


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