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目線を変える

2020.05.25

仕事で壁にぶち当たることは多い。そんな時、少し目線を変えてみるといい。

例えば、1人の男として、あるいは女として、結婚するとしたら、新築するとしたら、自分が店長だったら、自分が社長だったら、子供だったら、じじぃばばぁだったら。要は上だったり、下だったり、横だったり、斜めだったりと、目線を変えてみると行き詰まりを打ち破るヒントが見えてきそうな気がする。

今、観光客や訪日客に頼った商売、あるいは地域が厳しいというニュースを観ると、事業の柱が一つだけで十分商売になっていたところほど悲惨な状態だ。

『なんとか頼み』はあっという間にどん底へ落ちていく。我々のような小さな商売は一つに絞ってやるのが当たり前で、いくつもの事業を多角経営するのは無理。資金や人が限られているからこそ、身近なところに眠っている革新のヒントを掘り起こし続けなければならない。ほとんどの事業は時間と共にその価値を失うという覚悟を持たないと生き残れない。成長しない時代だからこそ、店舗数の拡大だけでなく、店舗ごとに価値をどう高めていくかが大切になる。

我々は同じ店は作らない。鳥屋野店はもうすぐ20年、新潟に来たら必ず行ってみたくなる店の一つになる、その為には自然を味方に、一つ屋根の商店街をつくる。イベントに頼らず、あくまで各店が自分の魅力をどうつくってファンを増やすという仕事。

長岡店は宿泊という従来の一本足事業ではなく、複数の小さな事業の集合体を目標につくり続けている。失敗も多いし、コロナウイルスで宿泊客がどうのこうのに影響されず、なんとか商売として明るい光を感じているのは単一事業ではなかったおかげです。地元長岡の人々からも少しずつ支持されながら、その町に相応しい店をつくり、その店で働きたいという地元の人が一人二人と増えて、その店に相応しい人に育ち、地元を愛し、店を愛し、利用していただく人を愛し、なんとか店を継続するからこそ本当の価値が生まれると信じて生きていく。

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