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惻隠(そくいん)の情

2019.08.01

廃業した古い旅館を再生しようかなと思っている、私はある種の病気です。

今月の商工ジャーナルで、『今を語る』数学者 藤原正彦さんが、未来を拓く『惻隠』の力が大切だと書いている。

内容は、グローバルやグローバリズムは競争と評価の世界で、中産階級が消え、弱者がどんどん追い込まれ、1割の勝者と9割の敗者、さらに1%の勝者と99%の敗者という流れになっている。

大企業は栄えているが、中小企業はみな傷んでいる。

グローバルスタンダードの名の元に、地方も本当に衰退している記述。

だから、私は勝手に、地方には地方にしかない物や場所、そして歴史に目を向け、再び生き返らせることによって、そこにしかない価値を作り出す。

結果として、提供する物やサービスが支持されていくのではないかと妄想してしまう。

あっという間に県外から大きなショッピングモールや大きなチェーン店が、これでもか、これでもかと、小さな商いを駆逐していくそんな世の中で、弱者である我々が生き残る方法は、グローバリズムではなく、ローカリズムを徹底的に追求し続けるのも一つの方法。

そして行政もあんまりグローバリズムに踊らずに、ローカルを追求する業種に対し、柔軟な対応が今まで以上に大切になっている。

お役所こそ、『惻隠の情』がもっともっと必要だと思う。

今月の商工ジャーナルの、『今を語る』を勝手に解釈しました。

あしからず。

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