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『愛情』がブランドになるかも

2019.03.18

スターバックスが価格を下げるとなると、『品質がその犠牲になる』。

なぜなら、カウンターにいるバリスタの情熱と、プロ意識もなくなってしまう。そして、店内に流れる音楽、柔らかい照明や装飾、快適な椅子、それら全てが下げた価格の犠牲になってしまう。

だからこそ、スターバックスは価格を下げることはしない。過去にたった1日セールをやったことで、大混乱を来たし、低価格戦略は結局、高くつく。

要は、低価格の罠に堕ちるなと、スターバックスの本で言っている。

人の味覚は敏感である。長くファンでいて欲しいならば、やってはいけないことをスターバックスは理解し、実行している企業だ。

仕事をする為に非常に参考になるし、考えさせられる。改めて、作ること、売る仕事の基本と重要なことと、難しさを感じる。

たかがコーヒー、されどコーヒー、学べることは沢山ある。

当然、やれることと、やれないことがある。低価格で売上げを伸ばし、どんどん拡大していく企業もある。私はできない。

さらに店以外の場所で、大々的に販売会をやって売上げを上げる企業もある。おそらく、やればやるほど来店客数は減っていくのではないか。これも私はできない。

私はあくまでも、店に来てもらって、買物をしてもらう。そのために、どんな商品を、どんな人に喜んでもらって、買物をしてもらうのかの追求と、さらに大切に考えることは、長く・大切に使っていただき、直してでも使い続けたいと思ってもらう家具を売っていきたい。その結果、新しい商品が売れなくなったとしてもいい。

気付いてほしいことがある。それは、安く大量に作って、売る、それを買う、ということが最後はどんな風になるのかを。

皆分かっている。だって、全体の99%の人がそれに気付いているけど、低価格に引かれて買っている。1%は、我々のお客様になっていただいていると思っている。ですから、私達のお客様は、その99%の人の中に大勢いらっしゃる可能性がある。

私も含め、20年~30年前のドイツ車や、ポンコツのアメ車に乗っている男性社員が何人かいる。直しながら乗っている。日本車とドイツ車の大きな違いは理屈ではない。憧れや、好き、最後は『愛』だとも思う。

仕事・商品・働く仲間・お客様、かかわる全ては『愛』が有るか無いかだと思う。

スターバックスは『愛情』というブランドの追求なのかもしれない。

『愛情』の愛は、愛される愛より、愛する愛の方が強い。

いい加減、条件や待遇で仕事を選ぶことが、如何に不幸か気付け。

『愛』してください、そしたら『愛』します。なんて、一生、自身のブランドなんてできない。

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