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上が腐る、下から腐るのではない

2019.02.14

新潟県知事が県の予算を発表しているニュースを見て、凄く厳しい時代になったと思った。

分かりやすかったのは、県の貯金が2~3年後ゼロになるという報告。

家庭に例えれば、一家の貯金が無くなる。大変だなぁ、でも考え方によっては税金という収入を増やし、出費を抑えればいいだけ、節約しかない。

国も県も市も会社も家庭も考え方は一緒、特に会社は売上げを上げて税金を納める。

だが、第四銀行と北越銀行が合併する現実。中小零細は減っていく、人口も減っていく、結果、税収は増えない。戦後の経済は高度経済成長から安定期、そして今、停滞期。人口も2006年をピークに減少に転じた。

本当は『拡大』から『縮小』への時代、『今まで経験したことのない』『今までの経験が役に立たない』事態を迎えた、という本が多くなってきた。

人口を増す方法はないと思う、というのは、男女平等・民主化で女性の社会進出や地位の向上、家族の形態の変化、個人中心の生き方、物と情報の多さ、等々、複合的な結果、人口が減ってきたと言われている。

『女は子供を産まなければならない』なんて言ったら、大変なことになる。

だから人口が減ることも受け入れる。そして縮小していく社会の中でどう生きて行くかなんだと思う。

人も会社、国も県も市も町も村も、人口が減って老化は避けられない。

今、子供が少ないし、若者は都会に出て行く。いつまでもポジティブではなく、ネガティブを当たり前として受け入れ、そして上を向いて生きて行くだけでなく、下を向いて生きてみても良いと思う。

ただ漠然と上に登っても、そこに幸せはないとワイキューブの代表、安田佳生さんが書いている本がある。この人『千円札は拾うな』や、『下を向いて生きよう』、そして『検索はするな』は代表作であり、今を生きるヒントが沢山ある。俺より若い方だけど、なるほどと思う。

かたや平川克実さんは、同世代ですごく共感する。なぜかと言うと、小さくとも、大きくとも、経営をした経験がある人の本はおもしろい。一癖あるし、ひねりがあるからなおのこと。それと、家庭も会社も国も、上から腐ると言われている。

上に立てば立つほど、責任は重い。だから上を向いて生きることが全てではないかもしれない。

歌は坂本九の『上を向いて歩こう』を歌っても、生き方は下を向いて生きるのが今かもね。

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