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デス・バイ・GAFA

2018.11.13

ネットを通じて世界の利用者に直接サービスを提供するアメリカのGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)が、たった24~5年で全世界で大きな力を持った。

日本国内でも、楽天・ゾゾ・ヤフー・メルカリが大きな影響を及ぼしている。その結果、我々のような小売業が今までにない苦境に追い込まれている。代表的なのが百貨店ではないだろうか。

スーパーだったイオンも、大型の商業施設は『モノ』から『コト』とか言って、デベロッパー業に変わりつつある。要は不動産賃貸業化し始めている。

天才と言われる数人のネット経営者が時代の先を読み、人々に利便性やスピード、物の価値に対する見方をひっくり返してしまった。すごいことだと思う。

ただ、物事には得る物があれば失う物もある。

得た物が今まで想像しなかった便利さや、簡単に早く、欲しい物を無駄なく得するように感じるから失った物に目が向かない。

この事もこの天才達は見抜いている。

しかし最近の記事でネット大手と取引する中小企業、いや、大企業も相当厳しい条件を突き付けられてもそれを呑むしかなく、利益につながらなくなってきたという。

なるほどな。人間は権力を握れば誰でも同じ、大が小を、強者が弱者を牛耳るビジネスはどんなに時代が変わっても、変わらない。

これは資本主義であろうが社会主義であろうが変わらない、人間の本性なんだろう、歴史を見ても明らかだ。

それとは対照的なことが先週の土曜日にあった。

星野建築事務所の40周年記念パーティ、会場にはお客様、そして職人さん・業者さん・スタッフ、特に職人さんや業者さんの元気の良さはすごかった。

つくづく職人さんや技術者達のエネルギーがなかったら社会は終わりだと思う。

実は販売職も技術者なんだ。キーボードを叩いて右から左へ、はいOK。なんて仕事じゃない。

若者は身体を使って頭を使って技術を習得する仕事より、マニュアル通りにやれば簡単に結果が出る方へ流されていく。それは誰でも出来て、しまいにはAIに変わられてしまう。

人間はアナログな生き物であるし、進みすぎると大切なものまでわからなくなってしまう。

人が人を、なくてはならないと思う感情に逆走するのもいいと思う。

最近、デス・バイ・アマゾンという本を読んでみた。

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