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どの場所にもスタイルがある

2018.08.27

『吉祥寺スタイル』という本を書いた三浦展(アツシ)さんは、新潟県生まれの消費社会研究家であり、市場分析を得意とする人です。
この本との『出会い』は、鳥屋野に店をオープンして、カーヴドッチさんにも出店してもらって6年目の2007年の時でした。
いよいよ本格的にこの場所に人を呼ぶにはどうしたらいいか、しかも古い倉庫三棟をどう編集していったらいいのか、迷ったり、悩んでいた時に『吉祥寺スタイル』の内容は少し光が見えた気がした。
一番に意識したのは周りの環境。公園・図書館・野球場・自然科学館、そして鳥屋野潟。
自然を味方につけて、『町に相応しい店をつくって、店に相応しい人が居る』を基本にした。
それが『まち、みせ、ひと』というテーマにもなった。
オープンして約20年、店の周りは住む人が多くなった。犬の散歩、子供達と公園で遊ぶ両親、早朝は60歳以上の人達の散歩やラジオ体操、子供から老人まで、層の厚さを感じることが多い。すなわち『鳥屋野潟スタイル』がここにはある。
それと文教地域という場所でもある。できることなら小さくてもいいから、美術館やコンサート会場があればもっと際立つと思う。
新潟らしい暮らしを『鳥屋野潟スタイル』として作っていく。
鳥屋野潟に限らず、色々な場所で時間をかけて、小さなことを積み上げてやれるのではないか。店が大きいとか小さいとかではなく、喜んでもらうために、皆で時と場の提案者として、自分の本業をもっと磨いていくしかない。
私達は『鳥屋野潟スタイル』を意識して、長岡は『高畑スモールステイ』を意識してやり続ける。
地元のマスコミはあんまり取り上げてくれない、私の顔が怖いからかもしれない、もうすぐイケメンの世代に変わったらもっと取材してもらえるかもね。
テレビも新聞も見ない時代からどうでもいいか。
私はずーっと悔しい気持ちでいたから今まで続いたのだろう、だから取り上げられない方がいい。
ジジィのグチはニュースにならない。

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