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高校野球

2018.08.23

無名に近い秋田の農業高校が大活躍した、準優勝は素晴らしかった。

新潟にも強い私立の高校に全国から子供達が集まって強いチームが存在する。それはそれで常に勝たなければならないプレッシャーとプライドと、人の何倍も努力をしなければならない宿命を背負うと思う。

ただ、全国から学生が集まってくる名門強豪校に対し、地元の学生だけでチームを作って挑戦し、勝ち進んでいくその姿に人は心を動かす、そこが改めて大切だと思った。

そして我々に当てはめて考えてしまう、全国をまたにかけて地元に出店してくる商業モールや、多店舗展開で売上げを作り出す会社、さらに全国から入社したいと若い人が集まってくる人気な企業に対し、地元の人間達だけでチームを作って店を運営する小さな自分達。

今、高校野球をはじめとするアマチュアスポーツの素晴らしさを改めて感じる。スポーツマンシップはお金が絡むときれいな物が汚くなっていく。その点、農業は商業よりお金の匂いが薄い、だから特別な存在になるのかもしれないね。

だから農業特区はできても、商業特区はできない。

日本という国の基盤は何と言っても昔から農業だったと思う。農耕民族という血が流れているのではないだろうか。先祖を辿ればほとんどが農家だったりする。私ももちろんそうです。

戦後70年以上が過ぎ、アメリカを手本として農業から商業・工業・さらに化学や宇宙、ビジネスで成功することが目標となり、経済成長してきた。さらに成長させるには、ITだAIだ、人はコストだと、もっともっとお金を得るにはネットで情報や物を流通させ、ビジネスを拡大していこう。という流れの中で『デジタルコカイン』と言われるスマホも当たり前になり、今回の農業高校の活躍はリアルであり、アナログであり、汗であり、涙が出る、そして感動を与える。次は公立高校の中でも商業高校に勝ってもらえれば我々の商業も、もう一度日本人の心を動かすことになるかもしれない。そういう意味では高校生の活躍に期待をしなければならないほど、農業も商業も元気がない時代だと言うこと。

商業も頑張らないとね。単なる農業・商業だと人はあまり応援しなくなる。商店街より大きい商業モールへ引き寄せられていく現実。

たまに勝つから良いのかも。だって、何回も勝ったら当たり前になる。人間は熱しやすく、冷めやすい、だっけ、むずかしい。

今年の高校野球は久しぶりに涙が出た、感動した。

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