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当たり前のことをやる、これが難しい

2018.03.29

私の店の仕事は家具小売業です。それに雑貨の小売もやっています。

スタートはリサイクルショップで、次にアメリカ軍の払い下げ品を扱い、徐々に輸入の家具・アンティーク・ヴィンテージ、そして国内の家具メーカーの商品を仕入れて売る形になりました。

ところが、家具は種類が沢山あり、価格もピンからキリまであり、段々売りたい物だけを仕入れるようになると、お客様が減っていきます。どんどん大変になっていきます。そうこうしている間に安さを武器に、地元に県外から大きくて品揃えが多い店がどんどん出店してきます。

私は小さくて弱い店ですから、競争を避けます。すると、私が良いと思うものは価格も高く、そう簡単には買ってもらえません。当然接客をします。なぜこれを仕入れて売っているのか、安いからダメとか高いから良いということではなく、10年・20年と使っていただきたいと思うと、どうしても歴史のある家具メーカーであったり、ブランドであったり、何かあったときアフターや修理ができるという当たり前が大切だと思うのです。

そう考えると必然的に量は売れない。結果、一般的な売上の拡大という仕事感ではなくなってくる。成長ということも少し違ってくる。自分達の仕事は家具・雑貨の小売業なんですけど、接客が前提になります。

接客はロボットには任せたくないじゃないですか。売場に立ち、一生に数回しか買うことのない家具を売り続けていくことの難しさ。つくれば売れる時代から、作っても売れない時代に商売を続けるということがどれだけ難しいことであるか理解できるでしょう。

今日は当たり前のことを書きました。しかし、人間は当たり前のことをちゃんとやれない。6割位の会社が当たり前のことがやれてないそうです。人に例えると、人よりも30分早く出社して準備をして、月に2冊は本を買って読む。新聞は毎日目を通す。あるいは日記を書く。

色々、沢山ありますが、徹底して1つをやり続ける。何度も言いますが、拾う・もらう・借りるや、今あるものに目を向ける手を入れるや、当たり前のことをバカになってちゃんとやる。この繰り返しが差をつくるように思う。

話の内容がルーティーンになっていきます。それもしょうがない、特別なことなど何一つないからです。

私は小売業です。

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