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広告から狭く告げる

2017.04.28

会社や店側からすると、自分達が扱う商品は『かわいい子供』かもしれない。大切な子供だと、社長はじめ社員達がそう思うのは”当然”である。そこで、例えば自分の子供を、他人に『すばらしい子供です。頭が良くて、気持ちは優しく素直な子です。どうぞ付き合ってあげてください。』と言ったら、相手はどう思うか。実際、そんな親あまりいないはずである。いたとしたら、嫌われる。

広告は、自分で自分の身内を褒める活動であると思う。だから、相当慎重に褒めないと馬鹿にされると思うけど、どうだろう。

物があふれている今、広く告げる行為は、以前とはどうも違う方法でないと嫌われる可能性が高いのでは?

パタゴニアのように、『もう買わないでください。今ある物を大切に使ってください。』みたいなキャンペーンの方が、そのブランドが低価格を武器に商売を考えていない。提供する商品そのもののクオリティーも含め、確かな信頼性を訴えていく会社のように思われる。ものすごく勇気がいる。拡大するビジネスではなく、哲学的な考えや生き方を1人、また1人と、少しずつ理解していただく時代かもしれない。

それと店の立地を考えてみる。ストリートやスペースは、時代と共に変化していかなければならない。人口が減っていく時代、ネガティブな事だけではない。

その場所の歴史や特徴、どんな人が住み、どんな事が変化して今に至るのか。ようは振り返ること。もっと細かな事を見つめる。すると、緑や公園があるなど、散歩を楽しめるような景観や空間があり、買い物以外の来街価値を備えていることがものすごく多くあると思う。

活性化というのは、目の前にある『時』と『場』を編集していくことだと思う。

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