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50過ぎたら鳥屋野潟

2015.09.04

新潟大学のキャンパスのはずれでリサイクルショプを始め、古町に移りそこで15~16年、商店街の変化を体で感じ年々人が来なくなる現実に、もうこのままだと終わるという危機感を持ち50歳で鳥屋野潟。ひとっこひとり来ない場所の古い倉庫。1棟目を直し、2棟目を直し、3棟目を直し、気が付いたら15年経っていました。町を元気にするために店をやっているわけではない。自分が挑戦したり生きていくために店をやっている。正直、商店街の再生とか地域の再生とか色々叫ばれているけど、その基は何か、そしてその先に何があるのか。最後は元気ということでOKなのか。店は何のためにあるのか。その場所を元気にするためにあるのではなくて、又そんな力など無い。しかも自分のやりたいことを好きなようにやる。皆が皆んなそうではないと思いますが、私は自己中心的なスタートでしたからすぐに行き詰っていく。心の余裕などない私に、地域の再生だの元気など考えたこともなかった。商売という道に入った以上、人の何倍も努力し、苦い事も嫌な事もこれでもかこれでもかと次から次へ起こってくる。目の前にある壁を越えていく。それしか自分が元気になる方法はないと思っています。商いや会社が元気でなくて、地域が元気になるはずがない。鳥屋野の店には今、50歳を過ぎた経営者が1人また1人増えていきます。私もそうですが、中心商店街や商業施設で商売をやり続けてきたからこそ気づくんです。本当にこの場所でやり続けていく意味を。50歳過ぎるとわかってくる。私みたいに60歳過ぎるとゴールが見えてくる。あふれかえる物と情報、本当になにが大切なんだろう。ローカルでこれから自分らしく生きること。仕事を通じて何をしたいのか。その答えが鳥屋野潟にはあると思っています。

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