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商店街という群れから離れた理由

2015.06.22

お客様にとって店舗数や売上高など規模による一番などどうでもよくなってきている。
寂れてしまった商店街にぽつぽつと若い人が店を開き、人を呼んでいる記事を読んだりすると時代が少し変わってきたように感じる。
私も20年以上前に古町商店街に店を開き約15年続けてみて思ったことは、最初はおもしろいね、楽しいね、変わっているね、頑張っているねなどとお客様の数が増えていきます。しかし店の存在が当たり前になってくると足が遠のいていき売り上げも落ちていき、セールをやったりイベントをやったり人を呼ぶことだけを考えて最終的には店をたたむ。そんな経験からもっとお客様の立場で考えた時に、駐車場も無い場所でこだわって何かの店をやっても無理と考え移転をする覚悟を決めました。

商店街という群れから離れ孤独になって新潟の街を見つめ直すと、港町であり川の町であり沼の町、要は水の街。そして田舎だからこそ自然を味方にする。当たり前の様に見える海や川や沼や公園・森は地方にしかない財産であると思う。何も商店街だけが新潟らしさではないという発見ができたわけです。
そして1人で始めることが大切だと改めて考えました。何度も、もう駄目だと、どん底を経験するから強くなれる。そして自信がつく。そして少しは本物が見えてきて、つき会う人が変わってくる。そして、店はどんな場所で時を過ごしてもらうことがお客様にとって最高だと思っていただけのかを追求し続ける。これが店や会社が無くてはならない存在となるのではないだろうか。

売上が0をどれだけ体験するかも強くなれる。やってもやっても結果につながらないことも強くなれる。店を運営していくことは簡単なことではない。誰でもできそうで、誰でもできないのが商売かも知れない。孤独にならざるをえない。必ず自信と、付き合う人が変わり、そして少しは本物が見えてきて人生が変わってくる。その事を楽しむことであって、楽しく商売をすることではないと自分の経験から今を思う。33年目、です。若いスタッフと40年50年と続けられたら幸せです。

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