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守ることのむずかしさ

2014.06.22

売らない、貸さない、壊さない、の3原則を貫き世界遺産決定の富岡製糸工場の所有者、片倉工業が年間1億円の維持管理費を18年間使ってきたという記事を読んで、再生や保存を自力でやり続けるというのは今の補助金をあてにするような流れに対しある種のカッコ良さを感じる。
また、日報のサンデー経済の政府の規制と戦ってきた秋田県の大潟村の内容も、過疎化が進む多くの市町村の中で米の大規模生産に取り組み、政府の食管理制度と戦いながら保護農政にどっぷり浸かっているような市町村より、独自の汗を流しその地域の人口が少しづつ増えている。その結果、消滅自治体リストに入っていない。
こんな2つの記事を読んでいると、ゆるキャラや集客イベントもあえて否定はしませんが、ものすごく軽く感じるのは私だけでしょうか。利便性を犠牲にしてもその地域にしかないものをみつけ、その地域の暮らしの手触りやその地域にとって大切なことを、今自分が携わっている仕事を通じて何十年もやり続けてく、必ず見つかる気がする。損得、ラッキー、アンラッキー、そんな一時的な事でなく、国や県や市の補助金を利用するのではなく自分たちの力で、そして自分たちの手で理想を抱き、小さくても苦しくともやり続ける意思が大事だと思います。
商売も人間の命と同じでいずれ寿命というのがあるとすれば、最後の最後まで流れに流されず生きる事、でも死は怖いです。

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