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まち、みせ、ひと

2013.04.07

どこで、どんな、“みせ”をつくり、どんな、ヒトに足を運んでもらうか。しかも、大きなショッピングモールではないけれど、その店のまわりだったら住みたいなーと思ってもらい、結婚して、子供を産んで、育てられたら幸せだなぁと思う“まち”になったらうれしい。その場所が中心部であろうが郊外であろうがどっちでも良いと思います。

私達はたまたま出会った場所が鳥屋野や高畑がここぞという場であったことはいうまでもありません。10年、20年、30年、いや、100年続けていけるモノ、コト、ヒトをめざそうとしています。理想かも知れません。現実との間には、ものすごくギャップがあります。しかし、理想に一歩でも近づくことが大切だとも思います。

鳥屋野店は半年前から内装に手を入れています。時間を忘れてしまうような空間を目指しています。お客様の評価はわかりません。しかし、お客様の滞在時間は前より長くなったように感じます。すると外側が気になります。終わりのない店の手直しが続くと思います。自然の中に佇むように存在する。決して近代的でおしゃれな建物でなくとも目を向けて手を入れ続けることによって人の思いが入ります。時代がどんなに変わっても、変えていいところと、変えてはいけないところがあるのかも。そして、ふと気づいたらもう30年か50年か100年経ったのかが理想です。100年続けることは3代続けるということですから、並大抵ではないと思います。私はまだ創業して30年ちょっとです。まだまだです。

来年は消費税が上がります。2年連続で上がります。未来は予想できない。だからといって消費税が上がる前、こうしようとかああしようととかは一つのキッカケとしては大切でしょうが、一番大切なことはお金を使うということだと思います。ただ残念なことにモノがあふれ、コトがあふれ、お金を払ってまで欲しいモノ、コトがない。消費しなくともスマホがあればなんでもわかる厄介な物が発明されたため、人が動かなくても知った気になってしまうし、他人の使用体験で買う買わないを判断したり、ものすごくリアリティに欠けているにも関わらず知った気になってしまう。だからディズニーランドはすごい。入場料上げても過去最高の入場者数とか。本屋に行くとディズニー本がたくさんある。参考にはなるけどまねできない。心を動かすオンリーワンであり、ナンバーワンだということですね。私のような60を過ぎた人間はディズニーランドではなく、木造平屋、築50年の箱の方がワクワクドキドキします。だって、どう直そうかな、ですから。車も古い、家も古い、服も30代から変わらない。流れに乗らない、波には乗りたい。常識を疑う。表面的なやさしさは出さない。涙にはだまされない。絆という言葉ももう使わない。みんなちょっと書き出してみようか。まぁ、意味ないかな。年を重ねるごとに増していく大切なモノやコトになれれば幸いです。

 

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