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グローバルである前に、ネイティブでありたい

2018.01.11

地元の人間達でつくる新潟を代表する施設、あるいは長岡を代表する施設、必ず寄ってみたくなる店が集まっている、”S.H.S”。そこには食があり、衣・住という暮らしの提案が四季と共に存在する。

本当は全部私がやれればいいのですが、それは無理です。各々専門的にやる人と一緒に、別々の経営で思う存分挑戦し、その店それぞれがファンを作ることによって相乗的に商いの夢を現実していこう。と言う考え方。

小さな店同士が従来の商店街ではなく、よそ者の巨大なショッピングモールではなく、一つ屋根の下の商店街という形でやっていこうと努力している。

ここで大切なのは、この中で一社でも地域の信用を無くしたり約束を守らなかったり不信感を与えてしまうと、館全体の評判が落ちてしまう。結果、他の仲間に対しても悪い影響を与え、最終的に立ち行かなくなってしまう。

レストラン・ウエディング・服屋・雑貨屋・家具屋・直し。お客様だけではなく、取引していただく業者の方々をはじめとする、全ての支えてくださる人々に対し、約束を守るという当たり前のことができないと一気に来客数が減ってしまう。ということを、私は社員それと一緒に商売をやっている人達に厳しく言っている。

信用は簡単に崩れてしまうのも現実です。今までの商店街でもシャッター通りになっていくのは商売として成り立たなくなったからで、他の店の信用まではさほど影響しないと思います。ショッピングモールも歯抜けになった売り場があっても他の店は影響しない。しかし、我々のような取り組みは一店舗でも撤退しただけで大きく影響するし、”あそこは最近、こうなんだよね”という地域の評判が一気に落ちる。さらに、SNS等のつながりであっという間にどん底になっていく。

何事にも光と影がある。でも理想が無ければ現実との差は埋めることはできない。私もお金が無く、支払いを待ってもらったことは数えきれないほどある。その度に信用が無くなっていくことを嫌というほど感じていた。商売って大きなことを考えることも大切ですが、まずは人に迷惑を掛けない、小さな当たり前のことを積み重ねることが一番大切。人脈よりも約束、売る事よりも伝えること、なくてはならない店か・人か・場所か、そこなんだと思う。

少々かっこ悪くてもネイティブ(その土地で生まれ育っていく)であるために、当たり前のことだけは必ずやる、難しいけどね。

グローバルなんて最後の最後でいい。

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