社長ブログ

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カテゴリーキラーを殺すAmazon、その次は誰がAmazonを殺すのか

2017.10.10

50年くらい前、新潟にダイエーが出店し、ジャスコが出店し、大きく小売の世界が変わった。その時はまだ町の商店街は、スーっと出て、パーっと消えるのがスーパーだと、たいして気にも留めない状態だった。だが車社会の中、あっという間にその存在は当たり前になり、多くの支持を得て拡大していった。しかも郊外に巨大なショッピングモールが次から次へとできていき、滞在型に変化している。

それと同時にトイザらスの進出により、カテゴリーキラーと呼ばれる一つの部門に対し、殺人的な価格破壊で拡大する小売業が生まれてきた。そして店舗を拡大し、価格の安さを武器に日本の流通を変えてきた。

しかし今、アメリカのトイザらスが破綻し、多くのカテゴリーキラーが苦戦をしている。その原因がAmazonに代表されるように、イーコマースの拡大がその背景にある。

Amazonがカテゴリーキラーのキラーだと言われている。こうして小売業の歴史を振り返ってみると、たった50年の間に品揃えと便利さと価格だけであれば、多くの小売業はイーコマースに飲み込まれる。

馬車からT型フォードに変わったように、もう元には戻らない。人間の欲望が様々な革新的なシステムを作っていく。だから商店街という馬車に税金を使う。行政はナンセンスであり、時代の変化に対応できない。

そもそも商店街は個店の集まりで、その店一つ一つが誰もがまねできない魅力があるか、もしくは時間をかけて魅力を作る覚悟があるかを問われている。

私はこれから主流となるイーコマースと戦う。リアルの店舗が支持され続けるのは価格破壊ではなく、『好きだ』と言われる。これからの商店街を若い人達と作っていきたい。補助金という血税を貰ってやる仕事ではない。自分が好きで始めた仕事に、他人の払った税金を貰ってやることに恥ずかしさを感じないとすれば、自分だけが幸せになりたいと思っている『野心』でしかない。

私も70歳近くになって少しわかってきた。世界の動き、止めることはできない。でも、何とかできることもある。

それが”トヤノネイバーフット”と”高畑スモールステイ”だ。


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